いみしん新聞・常陸の国

少し掘り下げたテーマや画像について考えてみる

視覚化万能への危険・・

2006-03-10 12:07:35 | 世相・意見
電子信号のアナログからデジタル化へは半導体の集積化回路の微細化と共に発展はすさまじい勢いである。
21世紀に入って一段と何でも視覚化万能時代へと進み「ユビキタス時代」と名付けられた「何時でも何処でも誰でも容易に電子通信化で情報をやりとり可能にして社会の壁の障害を取り除く」考え方は良いとしよう。
視覚化されて洪水のように押し寄せる情報や信号をただ眺めて見つめて従っていては「その時間分の自分の思考」を奪われてしまう。「脳の思考の発達が止まれば危険である」思考能力の低下した人間は危険に対する平時での知識や知恵の訓練が出来ていないので緊急時に対応が難しい。
また為政者の一章節の言い回し(ワンフレーズ・アピール)に乗せられやすい。
だましのテクニックにすぐ引っかかる。
      
「自分を確立する思考力をいかに身に付けて」「自己の表現方法はどうするのか」「文章で説得する読解力は出来るか」・・特に文章作成能力すなわち自己確立の「脳へ書き込む」重要さに早めに気付かせて実行しているか。漫画やアニメやゲームでは役立たない。
視覚化(ビジュアル)では商用には利用できても社会の発展には案内や交通信号ぐらいしか役立たない。
為政者の横暴に国民が気付かず世界の中で孤立して民族も国家も存在が危うくはしてはならない。
「とにかくテーマを見つけて書くことや意見を述べる事だ」今はやりの「ブログは自分の意見を述べて人の意見を見聞きして考える道具」に最適である。
活用次第では国民のレベルは向上する。誰の為でもない自分の事である。
コメント
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