ファイル交換ソフト禍・・

ファイル交換ソフト（Ｐ２Ｐ）はインターネット接続のパソコン間でソフトのファイル交換を容易にする。
このソフトを利用「交換希望ファイルを登録」すればソフトが無料で交換できるのを目的に作られている。
これが個人のパソコン経由でソフトを「著作権者の同意を得ずに利用する著作権法違反」及び利用するこのソフトに添付されたパソコンウイルスで「個人情報や守秘義務の公的情報が意図せず流失する被害」が多発している。
国内の交換ソフト開発者は官憲に「これらが起こり得るのを承知で配布した幇助罪」で逮捕起訴されて裁判になり今月三月九日の京都地裁第20回公判で「ファイルの流失拡散は改良で防げる」と証言した。と報道された。官憲がやり過ぎたその結果は長期間「このソフト管理者が不在となって改良されず放置」されて被害が拡大し続けている。
最大の被害者が公的機関「警察や国防」の情報流失とは失笑あきれる。
公務員の守秘義務違反である情報流失の責任者が報道カメラの前でペコリと誤れば罪が許されるわけではない。大問題である。
この国産ファイル交換ソフトの制作者を逮捕拘束した結果がこのような事態を引き起こしたのだ。むしろ当初から言われていた当事者に責任を知らしめる警告で止めてソフト改良続けさせれば良い結果を生んだろうに今からでは遅い。今では個人情報がもれる危険なソフトと言わざるを得ない。類似のソフトも存在する。（トップへ戻る）