教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

太陽の季節

2013-01-14 | 日記

石原慎太郎作:1955年(昭和30年)、短編小説。

ま、50年以上も前の小説なんで、かなり現代とはズレてます。

ズレまくりすぎて、不快に思う方も多いかもなあ。俺はそうは思わなかったけど。

芥川賞を受賞も取ってるし、文学的ではあるんだけど、根底にあるものは若さの暴走とも

言うべき性と暴力がある。

でもそこはさすが石原慎太郎で、決して貧乏くさくなく下層階級の話ではない。

あくまでブルジョワジー階級のお話。(皮肉よ)

時代小説や、太宰や芥川などの文豪、現代小説、ミステリー物・・・など色々読むね。

人に勧められて読むことも多いし、書店のPOPにつられて読むこともある。

「幸せになれる法」みたいなのも読むよ(笑)。騙されたいじゃん、読んで(笑)。

完全な推理物はちょっと苦手かな。

もちろん、失敗もある。評判が良かったけど、自分が読んだらダメだった・・・ってのもある。

 

マンガは今は全然読まないけど(昔は読んだ)、マンガにしろ、小説、エッセイなどにしろ、

色んな人の色んな作品に触れるのはとてもいいことだと思う。

面白ければもちろんいいし、共感できなくてもそれはそれでいい経験になる。

立派なハードカバーの単行本もいいけど、個人的にはどこにでも気軽に持って行ける

文庫本の方が好き。曲がるので読みやすいし、小さいし、とにかく安い。

1500円出して失敗するとちょっとね・・・。5~600円くらいなら気軽にね。

そのうち好きな作家が出て来て、その人の作品を読むのが楽しみになるから

なかなか楽しいよ。