♪君と僕との誓いはどこへ、あの愛はどこへ・・・・・
前もイルカの歌の歌詞を紹介したことがあるけど、歌詞とメロディが一致すると、
本当にいい曲になるよね。
これがなかなか難しくてね~。なんというか、「曲はいいけど、そんな歌詞だったんだあ・・」って
場合も正直よくある・・・。バンド形態だとライブ時はちょっと聞き取れない場合もあるのは仕方ないけどね。
でもVoが力強くて尚且つわかりやすい歌詞、リフレインが多い歌詞などだとハッキリ聞こえてくるよね。
アコースティック形態の場合はなおさら伝えやすくなる。
そしてここが腕の見せ所と言うか、センスが光るところなんだけど、伝わりやすくて、同時に幼稚にならないような
歌詞、人の心を一気にその歌の中に引きこんでしまう力の持った歌詞、背景が浮かんで、絵が浮かんで
くるような歌詞、映画の一コマのようなありえないんだけど、かっこいい歌詞・・・・・。とか色々考えられるよね。
まったくのデタラメ(空想)でもいいんだ。その曲に合っていて、メロディとピタっと合っていればね。
古くて申し訳ないけど、例えば、沢田研二の「勝手にしやがれ」の出だし、♪壁際に寝返りうって、背中で聴いている・・・・、
もうこれだけで十分。
こんな感じで完全に作りでもいいし、もっと自分の言葉であざとくない、わざとらしくない歌詞でもいい。
でも、ただ「好き、好き、逢いたい、逢いたい」言ってるだけだとちょっとね・・・。
あとね、言葉や単語もそうだけど、語尾ね。これも結構大事。「〇〇なんだから」「〇〇なんだもん」「〇〇なんだけど」
ニュアンスが大分違うから、その曲のイメージがそこで変わってくる。
それから韻を踏むのも大事だけど、そこばかり気にして歌詞を書くと、歌うときに間違えやすいからこれもまあ、
ほどほどにした方がいいかもね(笑)。細かくちょこちょこ変えるとかっこいいけど覚えにくいからな(笑)。
いい歌詞ってのはメロディとともに一体になって出てくるよね。それが理想ではある。
歌詞を思い出さないと歌えないってのはちょっと難しいのかもね。
そうそう、ちなみに一番初めに紹介した歌詞は、世界的に超有名な歌手の代表曲を日本人グループが
1973頃に日本語にしてカバーした曲の出だしの部分。その世界的に有名な歌手は今はもういない。