音楽教室やセッション会に来ている方たちはやはり演奏や音楽そのものが
とても好きな方が多い。ま、あたりまえなんだけど。
みんな熱心に真剣に演奏、練習し続けているんだよね。
多分相当のエネルギーを使ってると思うよ。
ヘトヘトになってるはず。
身体を使ってるだけでなく、頭もフル回転してやってるからね。
でもこれを続けていくと相当上達すると思うよ。
もちろん家で毎日少しでも練習するのが一番だろうけど、
大人になるとなかなか出来ない事情もあると思うんだけど、
こうやって定期的に半ば強制的に(笑)やるのもいつの間にか
上達するコツだよね。
みんなT☆ROCKSに来たときは集中して真剣にやってるよね。
感心感心!(笑)。
でも昔はこんなに親切に教えてくれるところってあんまりなかったなあと、
浜田さんと話をした。
ま、ギター教室や音楽教室はあったけど、こんな実践的に教えてくれる
ところはなかったと思うなあ。別に「だからT☆ROCKSは凄い」って言う
わけではなくて、矛盾してしまうけど、それが幸せなのかどうかは、正直
わからない・・・と。いや、絶対有利なんだけどね。
と言うのも、俺たちの時は教わる概念もあまりなくて、情報も映像もない、
自分で研究して自分なりのやり方で合理的でいい演奏をする必要が
あったから、「必死に考える」ってことをしたよね。
だから自分なりのやり方で自信をもって表現出来るって言うかさ、
自分で編み出したわけだから、なんか「自分はこうだ」って言う自信を持った
演奏が出来るんだよね。もしかして人から教わるだけだと、違う人に
「それ、おかしい」って言われたら迷っちゃうかも。だから教わったことを
自分なりに消化して、「なるほど、そういうことか」とか「理にかなってる」って
納得して自分で自信を持って自分のモノにしちゃうことが大切。
キチンとした人に教わって、それを自分の糧にするのが一番強いな。
うん、やっぱり恵まれてるよ!(笑)
俺、この前、うちに出入りしている楽器工房(リペア)のこむたんと話を
したんだけど、アコギなんかは独学だからさ、たまに間違って覚えたままの
部分もあるのね。(苦笑)。例えばローコードのG、Am、Emなどの左手の指の
使い方が少し間違ってる。多分小学生の時に左手の指の指定がないコードブックを
見て覚えたんだろうね。ま、でも別段困ることもなく普通に演奏は出来るので、
いいんだけど、ちゃんと教わっていればこういうことも防げるね。
とは言え、一番は「やる気」だな、結局。