「生涯引きこもり」と宣言された私の、超豪華オプション生活

 登校拒否となり、生涯ひきこもりであろうと決めつけられて四半世紀。社会人として生きる記録。#発達障害 #自閉症 #ニート

トヨタパワハラ自殺労災事件報道を受けて。雑感

2019-11-20 09:51:58 | 日記

昨日〈2019年11月19日〉、トヨタ自動車の技術社員が自殺したことについて、豊田労働基準監督署が労災認定した。という報道に接しました。

自殺された技術社員は地方大学卒の後、東大大学院を出られたとのこと。大阪の弁護士さんがついているので、そちらのご出身なのかな。

きっと血のにじむ努力で勉強してこられて、トヨタにも入られて。トヨタさん本体の技術社員は直接車を作る人ではなく、基幹的なことをされることがお仕事。だからものすごい頭脳であると認められた方。

豊田市民にとって「あほ、ばか」はあいさつ言葉でしかない。日常的に一日何十回も大声で絶叫されるのを見聞きし、自分にも言われる言葉。

でもその結果、豊田市の精神科病院病床数は世界的にみて異常な日本の水準に照らし合わせてもなお異常な水準。精神科クリニックも大流行。トヨタの風土は、高い給料支払う代わりにしぼれないところからもしぼって、徹底的にやる。

この自殺された社員さんに上司から言われた言葉も「学歴ロンダリング」。多分、本人に俺の奴隷になれという意味合いで言ったのだろうけれど、あまりにもひどいハラスメントの言葉。でも豊田市の風土で人を死の直前まで追い込むことは、ごく日常的な光景。むしろそれに耐えられない私のような人は、さらに罵声を浴びせられる。それもごく普通とされること。「絶望都市」と言われても仕方がない。

自殺された社員さんは、死の数か月前に「自殺用ロープ用意した」と言われたとのこと。いろいろやばいことも発せられた。

皆さんに言いたい。そういう自殺企図を言う人がいたら、すぐに精神科につなげてください。大変なことになるかもしれないけれど、少なくとも自殺する確率は確実に減らせると思う。

トヨタ自動車とその系列の産業医に、うつ病治療の権威とされる精神科病院〈豊田市猿投〉がある。そこはすぐに入院〈うつ病緩和ケア病棟・完全室料自費〉させることで業界では知られている。トヨタ生産システムのモーレツ主義から逃れるには、医者から指示されて入院するしかないかもしれない。


実は私も、トヨタ系社員の時にパワハラ受け、そこの権威の先生〈精神科病院協会会長〉から入院指示「本当は入院相当ではないが、昼夜逆転が怖いから」に納得し、2か月ほど、看護師からホテル対応される入院生活を経験した。そこでの入院生活は決してきれいごとばかりではなく、科学ではなく金もうけ主義が垣間見れたし、看護記録には私の悪口ばかり書かれていたし〈後日開示請求の機会があり判明〉、私が純粋なうつ病でないことが疑われたところで放置されたけれど、病人になると感がよくなるから、この人には本音が話せる、と思えた看護師さんたちにはしっかり話ができた。

「あなた自身があなたの医者になりなさい」

と、老齢の看護師さんから諭されたことを、今でもよく覚えているし、とても感謝している。

お亡くなりになられた社員さんの話に戻るけれど、もちろん会社はご遺族にそれ相応の賠償金があってしかるべき。

それにしても惜しい。惜しい。同じような立場の方〈入社後トヨタの金でMIT出たというからもっと優秀か〉で発達障害診断受けて退社しB型作業所利用され、「完璧な発達障害支援が社会で構築できるまで、自分はここ〈作業所〉に留まる」と宣言された同世代の方の声をこのブログで紹介したことがあり、それも惜しいと思ったけれど、やはり失われた命は戻ってこないので、医療福祉にかからずにお亡くなりになるのもまた惜しい。

この方と同様、僕もまた、豊田市の風土には耐えられない。でも僕は家族と故郷から離れて、必要なら小石川先生のように完全に絶縁することさえ選択肢に入れつつ、生きることを選ぶ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。