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プロメテウスの罠・県境の先で

2014-07-13 23:02:28 | 仙南地区
朝日新聞の第3面、「プロメテウスの罠」が東日本大震災後、半年から連載が開始されました。
現在、第50シリーズ「4年目の夏」が連載中です。
今回は、今年6月10日から始まった「県境の先で」のお話で、7月3日まで24回に亘って
連載されました。
東日本大震災後、福島第一原発が爆発し、大量の放射性物資が飛散しました。
この問題を多方面の切り口から独自の取材に基づき、連載しています。
以前、青森県下北半島が「原子力半島」と呼ばれることについて、連載されたことを取り上げました。


今回の第49シリーズ「県境の先で」は、福島県と宮城県では東京電力の対応が著しく異なることについての、
問題提起でした。
宮城県最南端の伊具郡丸森町大字筆甫(ひっぽ)川平地区の住民は数十m先は、福島県相馬市です。
同じ放射能汚染でありながら、福島県と宮城県との違いで、放射能の除染、補償で大きな違いが出ています。

24回で多くの取材した人物が登場しました。丸森町の筆甫、大内、小斉、耕野地区の住人、
丸森町長、宮城県知事、東北大学教授等です。

その中で、何度か搭乗する吉沢武志さん。

筆甫地区振興連絡協議会事務局長です。
以前(10年前?)、環境省主催の全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク)を行うので、
指導・助言をお願いがありました。
街灯が少なく、街明かりもなく、天の川が楽勝に見えていました。
また、筆甫地区振興連絡協議会発行の広報誌が、全国公民館広報誌コンクールで優秀賞(?)を受賞したとの
情報を得て、メールでお祝いをしたところでした。

現在、三角点の探訪は丸森町の筆甫地区です。
範囲が広く、三角点の数も多くありますので、何度か通うことになりそうです。


一点鎖線が県境、左下は福島県、右は宮城県丸森町筆甫川平地区
中央は、第1,2話に出てくる佐藤さん宅

※新聞の切り抜きは、管理人の所有のプリンターのスキャナー部はA4サイズのため、下部が切れています。