宇宙博２０１４第３回

幕張メッセで開催中の「宇宙博２０１４」の第３回の報告です。
今回は、Ｈ－２ロケット８号機の第１段ＬＥ－７エンジンです。
ＪＡＸＡ角田宇宙センターの宇宙開発展示室の目玉である展示物です。
夏休み期間、角田宇宙センター特別公開（９月７日）の目玉が貸出で欠如している状態です。

全景

説明パネル

角田宇宙センターの宇宙開発展示室のパネル（管理人作成のもの）

主燃焼器他

主燃焼器（説明の名札がない）
ＭＨＩ名古屋に貸出中のため、宇宙博の担当者が名札の用意を忘れたか？

メイン噴射器

ノズルスカート

エンジン構成部品

プリバーナ噴射器

液体水素ターボポンプボリュートケーシング

主な構成パーツをアップしました。
見た感じ、海底３０００ｍから引き揚げたものだが、ただ並べているだけで展示の意図が
分からない。

１．展示室では、構成パーツに番号を付け全体写真のどこの部分であるか分かるようにしている。
２．失敗の原因の液体水素ターボポンプのインデューサーの破損であり、その写真がない。
　　展示室では、破損のパネルがあり、説明を行っている。
３．ＮＨＫの特番では的川先生が解説をし、破損のところをアニメーションで説明していたため
　　わかりやすかったが、会場では、ほとんどの人が一瞬足を止めるが解説がないため、次の
　　ところに行っていた。

また、公式ガイドブックにこの項目は掲載されていない。
９月２３日、宇宙博終了後、ＭＨＩ名古屋に主燃焼器を送らないで、角田宇宙センターの宇宙開発
展示室でフルセットで展示してほしい。
と思う、展示をコーディネートした管理人でした。