星・宙・標石・之波太(しばた)

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難聴児による天体観察会

2014-09-14 23:24:12 | 
全国難聴児を持つ親の会主催のふれあいキャンプが柴田町自然休養村「太陽の村」で
9月14日~15日の日程で開催されています。
宮城県、岩手県、埼玉県から難聴児(小・中学生)45名が集まりました。
親、ボランティア、事務局51名、合計96名の大所帯です。

事務局から管理人に1か月以上前に電話がありました。太陽の村に宿泊する際、
太陽の村担当者から星を見る会を紹介されたということでした。

柴田町星を見る会では、難聴児に対しての天体観察会は初めてです。
ボランティアや親が手話や筆談を行ってくれるということで、お引き受けしました。

主催者の目的:
聴覚障害のある子ども達が集団生活をしながら、心豊かでたくましく育つように。
また、学校生活・社会生活の中で聴覚障害児をとりまく様々な問題について関係者が
共に考え、話し合うことを目的とする。

日中、快晴であったものの、午後から曇り空となったので、急きょスライドの準備を
進めます。(使わないでしみましたが・・・)
19時からスタートなので30分前に到着し、空を見たところ快晴です。
大所帯なので、屋上で行うこととし、FC-125の他、管理人のC11を仲間の
協力で屋上まで持ち上げました。
土星を先ず、見てもらう予定でしたが、その方向に雲があるので、夏の星座案内です。
レーザーポインターで「夏の大三角」を差します。レーザー光線に大歓声です。

黄色のスタッフジャンパーが管理人、話したことを手話を行う人・ボードに書く人が
いますが暗くてよくわかりません。
夏の大三角、いて座、さそり座、天の川がうっすら見えます、北斗七星、北極星、
カシオペア座等を説明します。

望遠鏡では、火星、ベガ、アンタレス、アルビレオ等を見てもらいます。
土星は見られなかった。

管理人もホワイトボードを用意し、名前・見え方等を書いて説明しました。
夜間のため暗くてよく見えなかったので灯りをつけると天体が見づらくなりと
様々な問題・反省等があった難聴児による天体観察会でした。
子供たちの風呂の時間等もあり、20時前に解散としました。