星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

宇宙関連行事

2014-09-05 23:49:30 | 宇宙
9月7日(日)は、角田市で宇宙関連行事が2つあります。
JAXA角田宇宙センターの特別公開と第2回はやぶさまつり宇宙っ子科学屋台村があります。

9月12日は、宇宙の日です。
1992年9月12日、毛利宇宙飛行士が宇宙に行った日を記念して制定したものです。
角田宇宙センターでは9月12日前後の日曜日に開催しています。
12日に固定したり、職員が翌日休めるようにと土曜日開催していましたが、数年前より
管理人らがお客さんが多く来られるように日曜日の開催と、名前を「特別公開」にしました。
春の科学技術週間行事の一般公開と区別するための名前の変更です。
一般公開は、施設公開をメインとし、
特別公開は、イベントをメインとする方針も合わせて決めました。
9月12日前後に開催しているところは、JAXA内では角田宇宙センターだけです。
他の事業所では我が道を行くの状況です。


角田市コスモハウスも同時開催します。
両方のイベントを結ぶシャトルバスの運行をお互いにできます。
管理人が2010年9月、小惑星探査機「はやぶさ」の「カプセル」展示を関東圏以外で初めて
企画・実施しました。
役員から2日間開催との命を受け、実施したところ2日間で1万人以上の方が来られました。
2時間あまり並んで見るのは数秒間とのお客さんもいました。
この時、カプセルを見るのに、間違ってコスモハウスへ行ったお客さんも多数いたという。
コスモハウスでは、翌年から関連行事を開催していて、昨年から「はやぶさまつり」と
銘打って開催しています。「はやぶさまつり」と銘打っているところは、角田市だけです。

また、この日の近くには敬老の日があり、地元自治会の行事もあり、3つの行事が重なったことがあり、
自治会行事を優先しました。

今年は、何も予定がありません。

しばたの郷土館

2014-09-05 23:18:03 | 之波太:柴田
しばたの郷土館では、毎年(?)、大学生の学芸員の実習を受け入れています。
以前は学芸員の資格を持った職員がいましたが、退職や人事異動等により、現在の職員は有資格者が
いません。元職員に来てもらい実習の指導を行っています。
今年は、9月2日から6日までの日程で東北学院大学の学生2名が実習に来ています。
本日の午後、巡検が行われ、案内役として管理人が務めました。
船岡城址公園周辺が巡検場所です。
時おり小雨が降る中、行いました。
郷土館から出発です。
郷土館の駐車場は、内沼があったところです。東西約400m、南北約150m、周囲約1000mの
天然の湖で城の南東の防御に備えました。
内沼の奥に、柴田家の霊堂(廟所)がありました。
船岡城址公園に向かう道(桜坂)の途中に「みだれ坂」が見えます。大手門からみだれ坂を経て詰の門
から三ノ丸に入るところです。
三ノ丸は、城主の居館であり、政庁でもあったところです。
城中井戸跡が残っています。また三ノ丸を守備する土塁も残っています。
三ノ丸の奥(山頂方向)には、現在に自動車道から三ノ丸に入るところに「裏門」がありました。
また、三ノ丸から山頂の二の丸、本丸に向かうところに「坂口門」がありました。
樅ノ木展望デッキに向かいました。ここには「愛宕神社」がありました。
(仮称)さくら連絡橋の完成予想図で、来年の桜まつりのイメージをお話しました。
勤労青少年ホームから山頂に向かいますが、途中、石切場があることや、その石の用途などを話しました。
南側の梅林から旧法源寺、山崎山公園に向かうコースを歩く予定でしたが、途中の道は草が繁茂して
いて、とても歩けるような状態であったので、二の丸、本丸に向かいました。
二の丸の城中井戸(絹引井戸)、原田甲斐供養塔、柴田外記供養塔を見てから、本丸では物見やぐらみ
たいなものが建っていて、ここで見張り番が居たものと思われます。
帰りは急坂を下ります。途中、土塁、空堀、石組、段郭などを見ることができます。
郷土館に戻ってから、大光寺に向かいます。ここには廟所から移された柴田外記夫妻の墓、岩窟五百羅漢、
柴田町名木古木の「大光寺のいちょうの木」、芭蕉翁の碑などがあり、説明しました。
ということで1時間半の予定が2時間以上かかってしまいました。

学芸員(がくげいいん)とは、日本の博物館法に定められた、博物館(美術館・天文台・科学館・動物園・
水族館・植物園なども含む)における専門的職員および、その職に就くための国家資格のことである。
欧米の博物館・図書館・公文書館では職種としてキュレーター(curator)が置かれているが、日本では
キュレーターを学芸員と訳している。

二人の学生は柴田町出身で、船岡駅、槻木駅、角田駅での星空観察会の際、管理人から望遠鏡で天体を
見せてもらった。
また、うち一人がJL(ジュニア・リーダー)かぐや姫に属していて、管理人が研修の際、天文の話を
したあと大きな望遠鏡で星を見せてもらったと話していました。

しばたの郷土館の恒例行事、「中庭観月会」が中秋の名月の9月8日(月)あります。


満月1日前の月です。
大きな望遠鏡、双眼鏡で「まつぽい月」を見にきませんか。
「まつぽい」(まぶしいの意)