台風１９号による船岡城址公園の被害

　台風１９号の来襲から１カ月が経ちました。
各報道機関では特集番組を放送していました。

　台風１９号が柴田町に甚大な被害をもたらしました。
１０月１７日の午前中、町での会議を終えてから、町の担当課等を回って
町内の被害状況を聞き、午後、我が家関連の後片付けを終えていたので
船岡城址公園に行ってみました。

梅林に向かう緩い登り坂

梅林











スロープカー山頂駅から里山ガーデンハウスに向かう緩い登り坂は廃滅的な
状態となっていました。（二の丸の下）



本丸の下にも崖崩れ

樅ノ木展望デッキ下も崖崩れ、船岡用水を埋め県道５０号に土砂が流れた

　今回の台風１９号による記録的な豪雨により船岡城址公園内に多数の崖崩れが
発生しました。
特に、スロープカー山頂駅から里山ガーデンハウスに向かう道に原田甲斐供養塔・柴田
外記供養塔がありました。
この道を作るため撤去され、山頂・本丸隣に移転しました。
昔の写真をアップします。
植樹し数十年たった太い樹木もチェンソーでは５分程で倒されてしまいます。
このように太い樹木を倒して、道を作り、草花や園芸種の低い背丈の花木を植えますが
これでは保水能力が不足します。
今回の被害は「人災」の感が否めません。
　今回の被災で町は復旧工事対応で様々な行事が中止されました。
町は活気がありません。
大規模でなくてもいいので、しばたファンタジーイルミネーションを実施してほしい
と思ったところでした。
　来年４月の桜まつりにまでには復活してほしいものです。

２０１６年１０月１８日

供養塔があったところ

右：原田甲斐：昭和４５年建立
左：柴田外記：昭和６３年建立

やや斜め上から供養塔をみたところ。
太い樅ノ木、イチョウの木がありました。

２０１７年１１月７日





スロープカー山頂駅から里山ガーデンハウスへ向かう緩い登り坂の工事中
鬱蒼としていた樹木が切り倒されていました。

２０１８年３月２０日

完成した道

土留めの養生が多数



本丸隣に移転した供養塔