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2017年7月30日の朝日新聞
蔵王山は「ざおうざん」ではなく「ざおうさん」と読んでほしい。市民から
寄せられた願いを実現するため、山形市長は関係自治体と連携して国土地理院
に要請する考えを明らかにした。
要請は、蔵王山に火口周辺警報が出た2015年4月、テレビなどで「ざお
うざん」と呼ばれていたことがきっかけ。
国土地理院地名情報課によると、「ざおうざん」の呼び名は1931(昭和6)
年に地図を作製する際、当時の地元自治体からの要請に応じたという。
気象庁も国土地理院に準じ「ざおうざん」と呼ぶ。
呼称変更には原則として、関係する山形県側の山形市と上山市、宮城県側の
白石市、蔵王町、川崎町、七ヶ宿町すべてが個別に要望を出す必要があるという。
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2017年8月26日の朝日新聞
山形市長から蔵王山の呼称を「ざおうざん」から「ざおうさん」に変更の協力
要請に対して、蔵王町長は、町内の小中学校の校歌で「ざおうざん」と歌われている。
いたずらに呼称をいじるものではない。長年使って愛着がある。川崎町長も
「先人たちがその時代の中で決断したことであり、簡単に呼称変更を決められる
ものではない」。
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2018年2月10日の朝日新聞
蔵王山:「ざおうざん(ざおうさん)」と読み方併記で合意。
蔵王山周辺の6市町長が協議し、現行の「ざおうざん」から「ざおうさん」に
変更ではなく、読み方の併記で合意し、確認する書類に署名した。
国土地理院地名情報課によると、関係自治体すべての同意があれば併記は可能
だが、各自治体がそれぞれ申請をする必要があるという。
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2018年3月14日の朝日新聞
宮城県と山形県にまたがる「蔵王山」の呼び方について、国土地理院は6日、
これまでの「ざおうざん」に加えて「ざおうさん」を併記する作業を始めた。
当面は「日本の主な山岳標高」や「地名集日本」などウェブサイト内の資料
から併記に改め、印刷物は更新時に併記に変えるという。
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都道府県の最高地点
宮城県
蔵王山<屏風岳>
ざおうざん(ざおうさん)<びょうぶだけ>
山名変更:H30関係自治体からの申請による