思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

慰めの言葉を

2005年10月10日 | Weblog
実は私の女房、カラオケにかなりのエネルギーを費やしております。
昨日も審査付きのカラオケ大会に出ております。
その大会の会場まで車で送ってあげました。私はそのまま帰りましたが。

私はその大会で一昨年準優勝しました。以後は怖くて参加しておりません。というのは前に準優勝したのに今回は何の賞も無かったといわれるのが怖いのです。なんとも気が小さい。優勝を目指すなんて大それた考えは起こしません。
たまたま運がよくて準優勝しただけのことです。

今回女房は密かに優勝を目指しておりました。本人は口にはしませんが私には分かるのです。
残念ながら今回も優勝にはいたりませんでした。一応上位8人には入ったそうですが。
その審査過程で、自分の点数が分かった時に悲しくて家に電話を入れたそうですが、私は外出していました。

何の用事だったと聞いたら
「点数が悪くて、悲しくて、慰めて欲しかったの。帰りたくなったので最終結果を待たずに帰ろうと思って、迎えに来て欲しかった」

ググッ。
女房らしからぬ、なんというしおらしさ。
おそらく結婚以来初めて口にする言葉だ。
相当落ち込んでいた様子だ。たかがカラオケ遊びといえばそれまでだが。

だけど負けず嫌いだから、今日からまた闘志を燃やすことだろう。
女房は元気で生意気なほうが気分が落ち着く。
そういう関係に慣れている。

何気に

2005年10月10日 | Weblog
最近、ブログの中で「何気に」という使い方がよく出てくる。
「何気なしに」というところを、間違って使っているのか、省略して使っているのか何となく気にかかっていた。
ネットで調べると次のように出ている。


何気に【なにげに】 (…新語と注記がある)

〔主に若者語で「何気ない」の副詞用法〕
(1)何気なく(特に深い意図もなく)。なんとなく。
(2)実は。意外と。
(3)気が付くと。知らぬ間に。さりげなく(それらしい様子を感じさせずに)。


随分広い使い方の言葉になっている。
最近まで知らなかったし、文章とか日常会話には私は使いこなせない。
子供さんと同居していれば、この言葉にも慣れている年配の方もいるかもしれない。
今でも若者だけの会話の表現は、年配者は理解できない部分が多いらしい。

歌でもそうだ、若者は演歌は殆ど歌わないし、私も若い人の歌は理解できない。
世代間の断層はどんどん広がっていくなあ。
特に私のように老妻と2人で、若者と隔離された状態で生活しているとそのギャップがひどい。

それだけ世の中の変化がスピードアップしている。
昔のようにゆったり流れてはいない。急流となって流れているのだ。
50年後の日本語は外国語のように聞こえるかもしれない。