思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

某市立図書館風景

2005年10月18日 | Weblog
昨日、女房に頼まれて車で1時間程の距離の某市立図書館へ送って行った。
2時間ほどの会議だそうで、終わるまで待っていて欲しいという。
私の人権を無視した依頼だ。

その図書館は某私立大学が移転したあとを改造したもので、市の中心部からは離れていて交通の便も悪く市民には不評との事だった。
6階建ての建物のうち2階から5階までが分野別に図書館になっている。
女房が参加する会議は6階の会議室だ。

広い1階のカウンターにはボランティアの腕章をつけたおじさんが駐車券に捺印をしていた。図書館を訪れる人は少ない。
各階の図書館とも暇をもてあましてる類の人たちが各椅子を占領している。中には眠っている人もいる。

各階の通路は電力の節約か何となく薄暗い。
エレベーターが時々思い出したように上下している。
喫煙場所の矢印に従って進むと外に出る。外で喫ってくださいということだ。
その付近には自販機があって軽食と飲み物が買える。
側には休憩室らしき一隅があって、そこは飲食可と書いてある。
テーブルと椅子は殆ど占領されている。1日ここで過ごすつもりの人たちだろうか。ホームレスの住処みたいな感じだ。

何処の図書館も似たり寄ったりで、暇をもてあましている人たちの溜まり場みたいになっている。みんなぐったりと椅子に座っていて覇気が感じられない。当てもなく図書館に来ている感じだ。

何となく好きになれない光景である。
私は暫く見学した後、持参した英文法の本を読みながら、受付横の椅子に座って過ごした。
受付のおっさんが時々不審そうにこちらを見詰めるが無視して過ごした。
2時間を過ごすのはつらいものがある。


声楽とカラオケ演歌

2005年10月18日 | Weblog
昨日、女房がカラオケサークルの打上げ昼食会の籤引きで6000円当たったといってたので、夜カラオケを奢れといって、2人で歌いまくってきました。
その店で、あるご夫婦と一緒になりました。
女房とその奥さんはいろいろ喋ってましたが、帰ってから内容を報告してくれました。

そのご主人、去年定年を迎えたそうで、突然カラオケ演歌に嵌ってしまったそうです。
多分会社の宴会でも歌ったことがなくて、定年前後に思い切って歌ってみたら皆に褒められてその気になってしまったのでしょう。

カラオケの先生について月謝を払って猛練習をしている。
歌う歌はここ1年の新曲ばかり、それ以外の演歌は殆ど歌えない。
もともと声楽をやっていたそうで音符は読める。つまり楽譜を見れば歌えるということです。

とにかく朝から1日中演歌の練習をしている。
直ぐに憶えてしまうそうです。
働いてる奥さんが帰ってくると、俺の歌を聴いてくれといって毎晩聴かされるそうです。
そして時々奥さんを連れてカラオケ喫茶で、覚えたての歌を歌うんだそうです。
奥さんは全然歌いません。
奥さんは嫌な顔はしてません。楽しそうです。
奥さんは、歌うならきっちりと憶えてから歌いたいといってたそうです。
真面目そうです。
まだ仕事してるので歌を覚えたりする時間が無い、仕事やめたらご主人と一緒に演歌を覚えるとか。

そのご主人は声がいいです。音程も確かです。
相当禿げてました。服装は滅茶苦茶地味です。
真面目を絵に描いたようなタイプの夫婦です。
奥さんは自分は歌わないのに側でニコニコといろいろ世話焼いてました。

近所の人達かと思ってたら、車で30分程の遠方から来ている、カラオケ喫茶を渡り歩いているんだそうです。

働き蜂の世代は、カラオケ演歌にも仕事に取り組む姿勢を崩さずに真剣に挑戦しているんですね。
バリバリと仕事している心境なんでしょうか。
夢中になってる時期って羨ましいです。