冊子尽図鐔 仙台金工 Sendai Tsuba 2019-01-19 | 鍔の歴史 冊子尽図鐔 仙台金工 冊子尽図鐔 仙台金工 平象嵌を得意とした仙台清定一門の作であろう、雅な画中画。古書や巻物の表紙に採られている文様を組み合わせて鐔の文様とした。赤銅魚子地高彫金平象嵌。
飾り図鐔 埋忠重吉 Shigeyoshi Tsuba 2019-01-19 | 鍔の歴史 飾り図鐔 埋忠重吉 飾り図鐔 埋忠重吉 鐔の装飾において文様を極めたのが桃山時代の埋忠明壽に代表される京の金工と、やはり京に栄えた正阿弥重義など。古典的な文様を表すと同時に、文様のある雅な器物を鐔の題材に採った。織物やこの装飾が施された飾り物のようなもの。過去にも紹介しているが、実はこれが何だか本当のところが判っていない。楽器であるササラが装飾化されて飾りササラとなったものとして説明している。雅で綺麗だ。製作は埋忠派の重吉で、京の鐔工らしい金布目象嵌を駆使した繊細な出来。 宝尽図鐔 加賀象嵌 先に紹介した飾りササラと宝尽し文を描いた鐔。加賀の平象嵌を駆使して華やかに演出している。