富岳図小柄 後藤光理


富岳図小柄 後藤光理
後藤宗家十二代光理は元禄ころが活躍期。古典的後藤の作風から離れ、このような個性的な作品も遺している。富岳の前にたなびく雲。美しいというより力強さが魅力。決して険しい山容ではないのだが霊山といった表情である。雲の持つ存在感、遠く連なる山裾による大地の存在感。すべてが迫りくる。


富岳図小柄 後藤光理
後藤宗家十二代光理は元禄ころが活躍期。古典的後藤の作風から離れ、このような個性的な作品も遺している。富岳の前にたなびく雲。美しいというより力強さが魅力。決して険しい山容ではないのだが霊山といった表情である。雲の持つ存在感、遠く連なる山裾による大地の存在感。すべてが迫りくる。