表題は河合隼雄先生の「カウンセリングの実際問題」の中の一文です。
この本は私がカウンセリングで困難を感じた時のバイブルとなっております。
ユング心理学の第一人者としての評価が高い先生ですが ロジャーズ的視点も
随所にちりばめられ ロジャーズを基本に学んだ私にも違和感がなく読めました。
またご自身の失敗談なども赤裸々に語られ、読み返す毎に新たな発見があります。
1970年の出版ですから先生が41~2歳のときの著書となりますが
その年齢以上の成熟度を感じさせる内容です。
章建てをご紹介しておきます。
1.カウンセリングとは何か
2.カウンセリングの過程
3.心の構造
4.カウンセラーの態度と理論
5.ひとつの事例
6.カウンセリングの終結と評価
7.カウンセラーの訓練と指導
8.カウンセラーとクライエントの関係
9.カウンセラーの仕事
10. スーパーバイザーの役割
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