社会産業教育研究所 岡野 亜希子先生の「交流分析入門セミナー」(2日コース)を受講しました。
表題はTA(交流分析)の哲学(主要な概念)の1であり
2.誰もが考える能力をもっている
3.人は自分の運命を決め、その決定は変えることができる
と続きます。
上記前提に基づき、TAを実践していく上で、下の2つの原則があります。
1.契約的方法
互いの責任を明らかにして、責任を分かち合う
これからの作業を一緒に行うことを確認したり、自分が何を提供するのか、得たいものは
何なのか、それに対する報酬などを確認する
2.オープン・コミュニケーション
今、何がおきているのかの十分な情報を、互いに持つ
以下項目だけを列挙します。
*TAの目指すもの
*3つの能力
*TAの扱う領域
*(創始者)エリック・バーンについて
*3つの自我状態(構造分析)
*自我状態の働き(機能分析)
*エゴグラム
*PACを見分けるポイント
*エゴグラムによる自己変革
*PACのさまざまな表し方
*やりとり分析
*生産的コミュニケーション -凍結したやりとりからの脱却ー
*対人反応 -PACを見分けるポイントー
*ストローク
*ストロークの応用
*心理的ゲーム
*ラケットとゲーム
*人生脚本とは
*脚本の形成
*ドライバーチェックリスト
*思考(概念・考え)と行動のパターン
*4つの心理的ポイント
*ディスカウント(値引き)
*生産的時間の使い方 〜時間の構造化~
以上実に多項目を取り上げ、ワークも多彩で3日のコースを1日に凝縮しただけあって
中身が濃く、楽しく、お得感いっぱいの講座でした。
実はTAの入門講座はこれで3回目になりますが、今までで一番わかりやすいもので、
次回はアドバンスコースを受ける気になりました。
*