TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

黒川紀章氏の建造物

2007年10月15日 | ひとりごと
10月12日に建築家の黒川紀章氏が急逝。
大阪万博の東芝館や心斎橋にあったソニータワーや
吹田の国立民族学博物館や国立文楽劇場などの
大阪でもたくさん目の辺りにしていたた建造物が
黒川さんの設計だったのだと改めて知った。
子供の頃、万博に行って宇宙船のような概観をした東芝館は
今も強烈なインパクトとして心に残っている。
東芝館の中で見た映画がどんな映画だったかは忘れてしまったのに
映画を見終わってからドームのようになっていた
パビリオンの上の屋根の部分があいて
すごいなあと子供心に感動したのは今も鮮明に覚えている。
ああいった発想は当時のパビリオンでも斬新だったのではないかと思う。
最近は東京都知事の選挙や参議院選挙で世間を変に騒がしていたけれど
黒川氏は亡くなっても建造物はこれからも生き続ける。
芸術の仕事は作った人がそこにいなくなっても
いつも人々の心に生き続けていく大きな仕事であるのだ。
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