TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

今年の漢字の偽に思うこと

2007年12月22日 | ひとりごと
今年の漢字は「偽」だった。
応募総数の2割の得票を得て、2位以下を引き離しての1位だったそうだ。
清水寺の森貫主は「日本人の一人としてこういう漢字が選ばれるのは悲憤にたえない。」と述べておられた。
2位は食、3位は食、4位は疑だったそうだ。
選ばれた理由は食品偽装問題の数々、消えた年金問題が相次いだことが1位から4位まで同じ理由で選ばれたそうだ。
ここ数年、わからなかったらばれなかたらかまわない精神が
日本人の中に溶け込んでしまっているのであろうか。
そういえば以前よりはずるすぎると感じる人々に遭遇することが増えたように思う。
去年の漢字は命だったそうで1年経ったらもう忘れていた。
自分にとっての2007年は平穏であったけれども辛抱し耐え続けた1年だったので
自分にとっての今年の漢字は耐という字だろうか。
来年は悪い理由で選ばれない漢字になることを願って
あと1週間ほどになってしまった2007年を過ごしていこう。
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