TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

冨田選手

2008年08月21日 | ひとりごと
体操の冨田選手のお母さんが勤めておられるとかで、
大阪市内の近所の病院にデカデカと健闘を称える垂れ幕が下がっていた。
冨田選手は個人のメダルこそ取れなかったが、きれいな体操を目指して
日本の体操はやっぱりきれいだと思わしめた第一人者のうちの一人に間違いないと思った。
体操日本の復活は昨今のアテネオリンピックで感動させてもらったので
今回はアテネのときよりは幾分感動の質は違った。
だが、中国や各国の選手たちがすごい技を演じていても
彼の演ずる体操は彼のそういった気持ちが伝わってくる
とても素晴らしい演技だったと思う。



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伏してぞ止まん

2008年08月21日 | 読書日記
伏してぞ止まん 山口秀範 文 高木書房
東武鉄道東上線ときわ台駅で踏み切りに入った女性を助けようとして、
急行列車と衝突し、亡くなられた宮本警部の実話の絵本。
伏してぞ止まんというタイトルは宮本警部のお父さんの口癖であり、
宮本警部の生き方そのものを表した言葉だった。
精一杯努力した上で、もう一歩踏み出し、
うつ伏せに倒れるまで止めるなという教えだとこの絵本の中に書かれていた。
いつも人に優しく誠実に、いざとなったときに本当に勇気を出せる至高の精神を
持ち続けることは簡単ではないことだ。
それを身をもって人々に実践していた宮本警部の尊い心は
このような絵本になってこの世に残され人々の心に残された。
ちょっと前にドラマでやっていたのも見たが、
絵本はドラマとはまた違った何かを訴えていた。
最後のところで
「ぼくをこの世に送り出し、育み・支えてくれた自然やすべての人に、
心からありがとう」と書かれていた。
それは、本当に宮本警部ご本人の言葉であるようにいつまでも心に残る言葉だ。
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