徳ちゃん繁昌リポート

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【四季の交々】秋はなぜ食欲が旺盛なのか!?

2014年09月20日 | ひと安み
昨日までの鹿児島と打って変わって福岡は秋の冷え込み、今朝は慌てて押入れから長袖を出してきました。
秋といえば食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、行楽の秋、睡眠の秋・・・・・・・というのが定番ですが、ちょっと疑問に思っていることが?秋になるとなぜ食欲が旺盛になるのでしょうか。その理由をいろいろと調べてみました。

食欲の秋の理由には①秋になるといろいろな食べ物が実りを迎える②夏場バテ気味の体調を取り戻すために涼しくなると自然に食欲が増す②本能的に冬を超えるための準備として体に多くの栄養分を取り込もうとする性質があるためなどが考えられるそうです。
タニタ食堂でお馴染の計測器大手メーカーのタニタの研究結果によると、食欲に影響のある要因は①日照時間減少・照度低下との関係(セロトニン分泌低下)②気温変化に対するからだの反応(気温が低下すると、基礎代謝がアップする)③その他の要因(涼しくなって食欲が回復、旬の美味しいものが多いなど)などが考えられるそうで、照時間減少・照度低下との関係と食欲の関係は興味深いですね。セロトニンは食欲の調整にも深く関わっており日光にあたっている時間が秋は少なくなるので夏に比べセロトニン分泌量は減少してしまいます。日光をあびる以外に糖質、乳製品、肉類の摂取や睡眠をとることでセロトニン分泌量を増やすこともできるので秋になると食欲が増すのは、たくさん食べたり眠ったりすることでセロトニンを増やし、精神の安定を保とうとするからではないかと推測しています。ちなみにセロトニンとは、脳内の神経伝達物質の1つで、セロトニンがきちんと分泌されていると落ち着きや心地よさ、満足感などを感じることができるのだそうです。

味覚の秋として新米、さつまいも、梨、栗、茸類、かぼちゃ・・・・・・・そして秋鮭にサンマと美味の旬の食材が店先を賑わせています。特にサンマは秋刀魚という漢字のように秋が名前に入っているほど日本の食卓に似合う庶民の味、今年は不漁でかなり高値ですがこの時季だからこそ無性に食べたくなる食材でもあります。これまた高値の大根にカボス、そうそう自慢のゴーヤも添えて今晩は頂きましょうかね。


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