徳ちゃん繁昌リポート

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【世相一言】流行語大賞はダントツ?「倍返し」

2013年10月02日 | ひとり言
「今でしょ!」、「じぇじぇじぇ」、「お・も・て・な・し」、「倍返し」が今年いままでの中での流行語でしょうか!?予備校講師は受験生や塾生中心に、海女のアキちゃんは年配者や女性ファンに、五輪プレゼンは東京都民に受け、そして銀行の革命児は働くビジネス世代の絶大なる支持を集めてやはりダントツか?とにかく最高視聴率が物語っていますよね。

TBS系のドラマ「半沢直樹」は視聴者を引っ張って引っ張って、裏切り、リベンジの繰り返しで今度こそと願っても最後にどんでん返しという展開。半沢のほとばしる感情の爆発が日頃から忍従を強いられ我慢と忍耐と建て前に押しつぶされそうなサラリーマンの心を日曜夜の1時間だけでも解放したのでした。そして半沢がキャリア的に窮地に陥っても、自宅に帰ればかわいい奥さんが常に自分の味方として励ましてくれる!?フィクションだから面白い!半沢はさしずめ頭脳と口で活躍するスーパーマンやスパイダーマンと言ったところでしょうかね。実はこれが疲れ果てたサラリーマンの儚い夢なのです。
もちろん作り話しで現実には有り得ないこと。上司や組織に対して本当に倍返しでもしようものなら即、村八分か左遷かはたまたクビでもなるのは確かでしょうね。その点、最終回で中野渡頭取が下した判断は現実的でした。叩きのめされた敵はその恨みを心にため込んで増幅し、もしかしたらそれが復讐という形になって自分に向かってくるかもしれない。人を取り込んで組織をマネジメントするという組織力学の定説、心理的駆引きの極意がうかがえるようでした。

そうそう、TSUTAYAで「鍵泥棒のメソッド」なる準新作ビデオを借りてきて観たらこれがまた!?いま話題の半沢直樹役の堺雅人と大和田常務役の香川照之の掛け合いが面白くてついつい釘づけになりましたよ。ちなみにシリアスな倍返しもない腹を抱えるぐらい楽しめる奇想天外なコメディで、是非観る価値ありのビデオでしたね。


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