学生時代は試験直前になると友人からノートを借り徹夜で丸暗記したものだ。山が外れるともうお手上げ?どうにか当てずっ歩で答案用紙を埋めたが赤点は言わずと知れたことだった。これでは駄目だと反省し本気で学び始めた結果どうにか卒業にこぎ着けた。学校は勉強の仕方を教えてくれる場、この応用が社会に通じるのだと気付かされた。
『何かをする時に方法しか知らなければ、その方法に縛られてしまう。 しかし、原理を知っていれば、自分なりに方法を工夫できる。』 (エマーソン)
やり方を教わるより自分の力でマスターすることが肝要。基本さえ備わっていればいろんな応用に広がるというものだ。未明のレム睡眠時に頭だけが目覚めいくつもの閃きが駆けずり回る、偶に朝まで続くこともある。応用がアイデアの形になる瞬間なのだが、起きた頃にはその大半が忘れ物として消え去る。残念極まりないとしか言いようがない。