
今どきはビジョン的な手伝いよりリアルにどうにかできないか?という生々しい依頼が殆ど。大至急と言うことで手段など構わず持てるノウハウを駆使し必死で指導を始めた。もちろん成果を出すのが最終的な着地点と考えるのは当り前のことだろう。
『魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ。』(老子)飢えている人に魚を釣ってやれば一日は食いつなげるが、飢えを繰り返す限り何度でも魚を釣ってやらねばならない。だが、魚の釣り方を教えてやれば一生食いぱぐれることはないのだ。
功を奏し案件は成果を上げたが何とも後味の悪い結末に愕然とした。結果ありきだがプロセスも重要だったと後から聞かされたのだ。社内のスタッフを信じもっと彼らに任せるべきで、我々の仕事は自立のためということを改めて思い知らされた。