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遅ればせながら新年会、それも気心知れた同級生と差しで旨い酒を呑み交わす。自営業も同じ身の上だがサラリーマンも継続雇用でどうにか現役続行してるとか。久しぶりに連絡を取り合いお互いのテンションは上がっていた。
「秘蔵の古酒!若い内は口に苦いが歳月重ね熟成させると深みや極がでるもの。人生の喜怒哀楽を共(友)に語り呑む愉しさを享受するもいい。」
評判の焼き鳥屋で呑んで喰って喋りまくり話題は尽きることがない。関心事となるとやはり老後?元気と言っても加齢は止められず、物忘れは笑ってごまかした。時間は瞬く間に過ぎて勘定すませ外に出ると寒い筈の夜が妙に温かく感じた。"