
まだまだ新車みたいなオリジナル仕様の愛車トヨタプリウスを手放すことにした。遠出なくハイブリッドの意味なさず10年間の走行距離ほぼ4万キロ、出張時の駅までの送迎と週1~2回の買い物ぐらいで殆ど自宅の駐車場で待機状態だった。買い替えを決断したのは妻の勧めと高齢世代になり何よりも安全性と安心感を最重視したからだ。
新車探しはもちろん妻同伴、今どきの消費決定権は80%以上が女性らしく、我が家も家の修理から車も保険類も旅行などあらゆるものが妻の裁量で決まっている。優柔不断の夫の意見が通るのは仕事のことと晩飯のおかずと自分の買い物ぐらい?口でも出せば後々尾を引くのも耐えがたい。妻は財務大臣みたいで一切の妥協許さない性格で会計報告から財務・確定申告まで担当している。僅かな小遣いで遣り繰りする夫だがそれで家庭円満なら良しと言うところ。
車種は夫婦で事前打合せ、現物を見ようと言うことになりひとまず近場のトヨタの販売店に出掛けた。たまたま展示車が希望のサポートカー?新人セールスから懇切丁寧な説明を受けやっと理解、夫婦の気持ちは傾き掛けていた。勿論ニッサンやホンダのディラーにも足を運んだが希望車種なく、またトヨタに戻りその場で即断したのだった。プリウスの下取り価格には満足、ただ安全機能やオリジナル仕様などの付加価値付けると高額になり得意の値引き交渉に入る。結局はサービスなる申し出に翻弄され納得するに至ったのだった。