近郊に噂の「ロピア」が出店、年末年始の参考になるならと出掛ける。各売場の商品を一つ一つ手に取りながらレイアウト、商品構成、陳列方法、販促手段など視察して回る。とにかく珍しい商材が宝探しの如くザクザク!「業スパ」や「ドンキ」にないアミュージングが散りばめられていた。
「ロピア」は売上高4,126億円(24年2月期)のスーパー及び精肉店を運営する日本の企業。神奈川県川崎市が本社で17都道府県及び台湾に店舗展開、福岡でも博多駅横のヨドバシカメラビル内に入居して2度ほど偵察、インバウンド旅行者の溜まり場だった。
新店舗は売場の広さの割りに共有地の駐車場狭く駐め難い。さすが肉類は充実して惣菜や菓子類なども興味深いが、マーケティング調査で客ターゲットが絞り切れていないのか。年寄りには日配始め多すぎる量目?イートインスペースなく?時短客には2階で長過ぎるワンウェイ?おまけにトイレは1階エスカレーター下?今どきクレジットカードや電子マネーは利用できず現金のみ?レジカート時代にお粗末すぎる、サービス面の進化と改善が必要のようだ。
これらをクリアできればこの一帯にない客も喜ぶ面白いスーパーの出現と言える。