おめでとうホークス！商業最前線の思惑は？

「ホークス」パリーグ優勝おめでとう。リーグ２連覇おめでとう。今年こそクライマックスシリーズを勝ち抜き、８年ぶり５度目の日本一に、そして世界一だね。強いはずで横浜から内川、西武からは細川、そしてカブレラと４５億円の大補強が功を奏した格好です。でも、生え抜き選手の成長もめざましかったですよね。特に今年は投手陣が絶好調で、先発５人組に中継ぎ、抑えも充実して、安心して観戦できましたよ。故障続出にも若手が大活躍、素晴らしい大進撃でした。

本拠地福岡の百貨店やショッピングモールなどでも優勝セールが始まり、監督や選手の背番号にちなんだ値段の商品や福袋などが一斉に売り出されて開店前から長蛇の列ができていました。天神の大丸では午前１０時から婦人服の福袋「優勝袋」などを販売する３日間のセールを開始。ホークスのマスコットキャラクターの着ぐるみが出迎え、くす玉を割るなどお祝いムードを盛り上げました。岩田屋と三越でも客が投票で選んだ「ＭＶＰ」５人の背番号にちなんだセール品を販売。博多駅ビルのＪＲ博多シティではクライマックスシリーズの観戦チケットなどが当たる抽選会を開いているそうです。このほか、ダイエー・グルメシティは３日間のセール期間中、秋山監督の背番号にちなんだ８１円の商品などを日替わりで販売して、イオンやゆめタウンなどのショッピングモールでも優勝セールの真っ只中でした。

しかし百貨店や郊外の大型商業施設の思惑も、キャナルシティ博多イーストのオープンで集客が分散、また価格ひとり歩き(値段下げただけ)の単調感で確かに盛り上りにも欠け、やや的が外れた優勝セール？だったようです。唯一、バーゲンハンターだけは獲物の獲得に奔走して得した気分味わったかもですね。