徳ちゃん繁昌リポート

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【自適に実年】官兵衛のスタンプラリー効果!?

2014年09月14日 | 休日通信
大分県と福岡県のゆかり地で結成している大河ドラマ「軍師官兵衛」推進協議会では13市町の黒田官兵衛ゆかりの地(25か所)を巡ってスタンプを集めると、そのゆかりの地の特産品などの賞品が当たるスタンプラリーを行なっています。この「軍師官兵衛」スタンプラリーの効果とメリットを揚げてみました。

効果は何と言っても時間とカネを惜しまない最大マーケット、即ちNHK大河ドラマや時代劇好きの世代で団塊世代(前後)やリタイア組(予備軍)の夫婦や仲間がどっと訪れ、近場だしドライブがてら暇つぶしになること請け合いでしょうね。そしてそのことにより一番のメリットは知名度薄い地方に人を集める町おこしの可能性も秘めているということです。観光客が押し寄せ地方も賑い多分にもれず町おこしになるという図式!?素晴らしいグッドアイデアと言えるでしょう。ただ、気になるのは25か所の地点でもスタンプ押させるだけでなく物産展やキャンペーン、イベントの仕掛け、あるいは農産物直売所や温泉施設とのタイアップなども考えては!?何とかしないと一過性なものになり兵庫県のような経済効果144億円は夢のまた夢となるでしょうね。単に観光課の思い付きではなく「軍師官兵衛」の如く本腰入れて城取りと行きたいものです。
所縁の13市町は中津市・宇佐市・豊後高田市・国東市・杵築市・別府市・苅田町・行橋市・みやこ町・築上町・豊前市・吉富町・上毛町で普段通っても立ち寄ることもない場所がほとんどです。ちなみに、11月30日(日)までで賞品総額80万円相当分(宿泊券や特産品など)を抽選で贈呈とのことですが、いくら官兵衛が節約の精神と言ってもちょっぴり予算が少なすぎるように思えますがね。

NHKの大河ドラマや朝ドラの影響はてき面で地方都市や市町村の復活とあおる気持ちもわかりますが、ただ、仕組みも作らず人集めの花火だけ打ち上げても放映中の一時的な現象であることは否めません。地方経済の再生を目論むならもっと頭脳(ヘッド)とおもてなしの心(ハート)を活用すべきでしょうね。ちなみにJR西日本も地域と連携して関西・山陽・九州エリアのゆかりの地を巡る官兵衛スタンプラリーを実施、びわ湖アプリで湖北をめぐるラリーってのも開催しているそうですよ。


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