徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

手応えと可能性を掴んだ年度方針発表会

2010年07月04日 | 仕事モード
昨晩、鹿児島のクライアント企業の年度方針発表会に出席してきました。生鮮加工卸しの会社で今年で2回目、だいぶ板についてきたようでした。
普段は汗だくの従業員もこの日ばかりはホワイトカラーのネクタイ姿、ほんとみんな馬子にも衣装って感じ(笑)従業員代表として社員のみ20名の参加、全員5分前に着席して開会の辞を待っています。それぞれに心に期するものが伝わってくるって感じでしょうかね。
売上高、最後の追い込みでどうにか決算の帳尻は合わせたものの、収益構造改革と利益体質構築など本来の目的には未だ未だ今からといったところです。今期はさらなる体質転換を図りながら利益の取れる仕組みを作っていきたいと思っています。
意識という固い地面を耕し、種を蒔き、新芽が出て、立派な茎に育つ、悪天候や挫折や苦悩など難局も乗り越えながら、やがて花が咲き、かわいい蜜蜂達の受粉が始まり、そして果実が実る。待ちに待った収穫期を迎えるのです。本質を変え体質を構築するまでは大変な長丁場ですが、一旦出来上がればそう容易く揺るぐことはありません。
幹部社員も事業部毎に今期の方針を胸高らかに発表していました。まさに有言実行ですしっかりと進捗チェック&軌道修正は私の仕事でしたね。

鹿児島県内の中小企業の8割近くは赤字だそうで、方針発表会を行っている企業も実に少ないと銀行さんが話していました。来賓客の一人、公認会計士の先生は全従業員がベクトルをひとつにすることはとても重要で、実に中味の濃い発表会だったと、その後の食事会時におっしゃっていました。外交辞令でもうれしい限りです。

今朝早く目覚めて宿泊ホテル近辺の散歩に出掛けました。日曜日でもあり鹿児島県庁前の通りも行き交う車両も人もなく、たまたま街頭を掃く早起きのお年寄りと朝の挨拶を交しました。そんな他愛ないことにも感動と新鮮さを感じて、なにか手応えと可能性を掴んだようなそんな方針発表会の翌朝でした。経営コンサルタントやってて良かったと実感する瞬間でしょうかね

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