愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

電子書籍端末

2010年12月05日 | 日々雑記
昨日、今日と千葉で所用があり上京している。今晩の飛行機まで少し時間が空いたので、広尾の都立中央図書館に行って東北地方の市町村誌から、正月儀礼に関する記事のコピーの嵐。

いつもなら母校の大学図書館に行くのだが、都立中央図書館を選んだのは、開催中の電子書籍展を見るため。iPadやKindle、Readerを体験することができたが、やはりiPadが使いやすい。KindleやReaderは軽くて扱うのに苦労はないが、汎用性、発展性ではiPadが上回っていると感じた。

面白かったのは、昔の地図をケースで展示してあって、その脇にiPadが置いてあり、地図の画像を自由に拡大して見ることができ、また、地図の裏側の画像も見ることができて便利。

ただ、拡大しすぎると、なぜか落ちてしまう。あと、電池の減りが早いようで、こまめに充電しないといけないようだ。常駐で操作を教えたり、不具合があるとすぐ復旧しないといけないので、まだ、展示室で観覧者に自由に扱ってもらう段階にはないようだ。

でも、数年後にはこういった端末は多くの展示施設で導入されるのは間違いないと実感。