愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

どぶろくプリン

2010年12月11日 | 日々雑記
愛媛では初めて「どぶろく特区」に認定された宇和島市。この写真は、そこのどぶろく「なっそ」を使ったプリン。宇和島市中心街や津島町にある寿提夢で販売されている。見た目は普通のプリンだが、食べてみるとお酒の風味が広がる。子供向けではなく、大人指向のプリン。容器は陶器で、我が家ではそのまま食器として使っている。どぶろくで少しほろ酔い気分を味わえる地元スイーツ。

紙の門松

2010年12月11日 | 年中行事
高知市あたりでよく見られる紙の門松。昭和30年頃に高知市内の印刷業者が考案し、生活改善の動きの中で高知市が全戸配布したことで普及した。

この写真は高知のものではない。愛媛県八幡浜市で、昭和30年に生活改善運動で各地区の自治会に見本として配布された紙の門松。

結局は見本だけで、高知市のようには普及はしなかったが、昭和30年段階の紙の門松の現物が残されているだけでも貴重である。