今年の私のお仕事の大部分は「水木しげる展」の準備・運営でした。かなりの大仕事でしたが、水木プロダクションや(株)やのまん、境港の水木しげる記念館さんのお力添えや、一緒に準備をした同僚仲間のサポートもあって、何とか無事、大きな混乱もなく終えることができました。9月に展示が終わっても残務処理や、展示中心のお仕事を進めていた関係で後回しにしていたものが日々うねりのように押し寄せて、冷静に振り返る余裕も無く今に至っています。ドラマ「ゲゲゲの女房」の放映の影響もあって、私の身の回りもすごいことになっていましたが、ドラマが終了しても水木先生が文化功労賞を受賞したり、奥様が流行語大賞、という具合に落ち着く気配はありません。自分の中ではまだゲゲゲモードが継続しています。水木先生の大きさに驚くばかり。そういえば、7月上旬に水木プロにうかがった際に水木先生が「あついから人がくるよ」と一言。そのときはまだこの夏の猛暑到来は誰も予想していませんでした。予言的中。いや「あつい」というのはドラマがヒットして日本中が熱狂しているということだったのかも。不思議な魅力に惹き込まれつづけている私でありました。
写真は、島根県安来市大塚町。奥様のご実家です。9月にうかがいました。
写真は、島根県安来市大塚町。奥様のご実家です。9月にうかがいました。