愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

片岡愛之助

2010年12月07日 | 日々雑記
急遽、市川海老蔵の代役として話題の片岡愛之助。去年の9月に公文協松竹大歌舞伎で松山にも来ていました。

封印切で坂田藤十郎演じる忠兵衛、そして愛之助の八右衛門、中村壱太郎の傾城梅川。連獅子も演じていましたが、実に楽しませてもらいました。

愛之助さんですが、なんと来年も公文協松竹大歌舞伎西コースにも出演予定。片岡仁左衛門はじめ松嶋屋で西日本各地を巡業すると聞いています。演目は未定ですが、松山では9月にひめぎんホールで行われるでしょう。今からワクワクします。

いしづちさん

2010年12月07日 | 信仰・宗教
石鎚山のことを「石鉄山」とも書く場合があるが、この写真、西条市小松町の妙雲寺にある石灯籠の竿石。「石鉄山」と見えるが、よく見ると「鉄」(金に失)ではなく、金に夫。一画足りない。このような事例は明治時代初期以前にはよく見られたこと。この灯籠も寛政4年。1792年の建立である。


愛媛の珍しい地名

2010年12月07日 | 口頭伝承
山梨の西広門田を紹介したので、愛媛の地名も出しておこう。

宇和島市三間町にある「土居仲」。

「どいなか」と読みます。

いなかはいなかですが、幹線道路沿いでもあって、

究極のいなかというわけではありません。


歌舞伎座

2010年12月07日 | 日々雑記
東銀座の駅で地下鉄を乗り換えたので、駅の上にある歌舞伎座が今どうなっているか気になって見てみたが、当然、工事中。あの歌舞伎座は跡形もなくなっていました。


ゲゲゲの女房

2010年12月06日 | 日々雑記
今年の私のお仕事の大部分は「水木しげる展」の準備・運営でした。かなりの大仕事でしたが、水木プロダクションや(株)やのまん、境港の水木しげる記念館さんのお力添えや、一緒に準備をした同僚仲間のサポートもあって、何とか無事、大きな混乱もなく終えることができました。9月に展示が終わっても残務処理や、展示中心のお仕事を進めていた関係で後回しにしていたものが日々うねりのように押し寄せて、冷静に振り返る余裕も無く今に至っています。ドラマ「ゲゲゲの女房」の放映の影響もあって、私の身の回りもすごいことになっていましたが、ドラマが終了しても水木先生が文化功労賞を受賞したり、奥様が流行語大賞、という具合に落ち着く気配はありません。自分の中ではまだゲゲゲモードが継続しています。水木先生の大きさに驚くばかり。そういえば、7月上旬に水木プロにうかがった際に水木先生が「あついから人がくるよ」と一言。そのときはまだこの夏の猛暑到来は誰も予想していませんでした。予言的中。いや「あつい」というのはドラマがヒットして日本中が熱狂しているということだったのかも。不思議な魅力に惹き込まれつづけている私でありました。

写真は、島根県安来市大塚町。奥様のご実家です。9月にうかがいました。




羽田空港のじゃこかつサンド2

2010年12月06日 | 日々雑記
飛行機は最終便。羽田空港で夕食に駅弁ならぬ空弁を買おうと思っていたら、「じゃこかつサンド」発見。目立つ場所に「売れています」と書かれて置いてあったので、購入。製造元は、松山のじゃこ天本舗。840円と割高だがボリュームはあった。空弁なので、地元のじゃこカツバーガーなどと比較するのは、ちと気の毒。あつあつだったら、もっと美味しいのだろう。

比較のため、かつサンド売れ筋No1の神田 肉の万世のかつサンドも購入。こちらは肉厚の分、パンが薄い上に、特製ソースがジューシーさを出していて、食べやすい。値段も肉の万世の方が安い。今日のところはこちらに軍配。

なにやら、じゃこかつもメジャーになってきている印象。

媛っこ地鶏の鶏めし

2010年12月06日 | 日々雑記
八幡浜のいなほ農園・三瀬商店さんが販売している「鶏めし」。愛媛産地鶏の「媛っこ地鶏」を使ったお弁当。私の家の近くの産直市でも売っているので、たまに昼のお弁当として購入する。歯ごたえのある地鶏がたまらなく美味しい。

最近、食べ物ねたばかり。食ブログになってきたねといわれるが、携帯(外出時に携帯を持ち始めてちょうど2ヶ月目)を持ち始めると、つい撮影してしまうのだ。これが・・・。

電子書籍端末

2010年12月05日 | 日々雑記
昨日、今日と千葉で所用があり上京している。今晩の飛行機まで少し時間が空いたので、広尾の都立中央図書館に行って東北地方の市町村誌から、正月儀礼に関する記事のコピーの嵐。

いつもなら母校の大学図書館に行くのだが、都立中央図書館を選んだのは、開催中の電子書籍展を見るため。iPadやKindle、Readerを体験することができたが、やはりiPadが使いやすい。KindleやReaderは軽くて扱うのに苦労はないが、汎用性、発展性ではiPadが上回っていると感じた。

面白かったのは、昔の地図をケースで展示してあって、その脇にiPadが置いてあり、地図の画像を自由に拡大して見ることができ、また、地図の裏側の画像も見ることができて便利。

ただ、拡大しすぎると、なぜか落ちてしまう。あと、電池の減りが早いようで、こまめに充電しないといけないようだ。常駐で操作を教えたり、不具合があるとすぐ復旧しないといけないので、まだ、展示室で観覧者に自由に扱ってもらう段階にはないようだ。

でも、数年後にはこういった端末は多くの展示施設で導入されるのは間違いないと実感。