urauranus(ゆり)のあけてびっくりおもちゃ箱

「枡野浩一のかんたん短歌blog」にトラックバックで投稿するためのblogでしたが…??? 日々の記録……記憶。

思い出したこと

2005-04-01 03:54:33 | Weblog
今まで、気にもとめていなかった二十年以上も前のことを思い出した。
去年の十一月か十二月頃「テレビの力」(テレビ朝日)を見ていた。小学生の女の子が行方不明になり見つからず、何か情報をお願いしますというもので、家のすぐそばで目撃されたのが最後。霊視によれば生きていて、幼女趣味の男に車で連れ去られてしまったらしい。
私はそれを見ながら「かわいい子なのにねぇ」とつぶやいた。一緒に見ていた人が「かわいいからじゃないの?」と言ったので、そうかもしれないと思い、そういえば……と思い出した。
それから去年十二月、奈良県の小学生の女の子が誘拐され殺されてしまった事件で、ある人のweb日記に「犯人はそういうことをしそうな顔に見える。どうしてあんな男について行ってしまったのだろう」とあった。そうか、あの顔はそういうことしそうな顔なのか……と思った。
小学三年生だった頃、数ヶ月間、視力回復センターという所に毎日通っていた。駅のすぐそばにあり、私の家からはその駅のそばにある踏切を渡らないと行けない場所で、駅は線路をくぐるようにあったので「踏切はあぶないから駅の手前に自転車をとめ、駅をくぐって行くように」と父親に言われそうしていた。(踏切を渡ると大回りにもなるため、踏切を待つより時間的にも早く行けた。)
ある日、視力回復センターから出て駅をくぐり出た時、後ろから「車で送っていってあげようか」と男の声がした。私に言っているとは思わず、すぐそばの自転車に手をかけると「自転車あるの。自転車で来てたの」と言ったので振り返ってちらっと男を見た。別に気にもとめず自転車に乗って家に帰り、そのことはそのまま忘れてしまった。
小学三年か四年の頃だった。まんが雑誌「なかよし」(講談社)を私は毎月楽しみにしていて、発売日には学校から帰ってくると急いで本屋へ行った。自転車で。本屋からの帰り、車と車がなんとかすれ違うことができるくらいの道で白い軽トラックのおじさんが私に何か言っているようなのでとまった。「道がわからないので、車に乗って一緒に行ってくれないか」と言う。まずどこへ行きたいかを言わなきゃ私だってそこを知らないかもしれないじゃないと思い、口を開こうとした時、そこは民家の前で、その庭から男の声がした。「おーい、どうしたんだぁ!」と。私は顔をそちらに向け、大きな声で「道がわかんないんだってー」と言い、自転車をとばして家へ帰った。びゅんびゅんとばして帰ったのは、別に恐かったとか逃げたかったからではなく、買ったばかりのなかよしを一秒でも早く読みたかったから。このこともそれっきりすっかり忘れていた。
今、思い出して……うーん。道を聞きたかっただけとか、車で送るだけだったとはやっぱり思えない。幼女趣味の男だったのだろうか? 風貌は、まあ、さえないおっさん風であったような気はする。がっしりした大男ではなかった。(おとなの女の人に相手にされないから、抵抗されない子どもに向かうのかな?)
でも田舎だったし、二十年以上も前だし、今とは違うよなぁと思っていた。
この間、別にファンでもないし、特に好感を持っていた訳でもないけれど、なんとなく細川ふみえの「万華鏡」を図書館で借りて読んだ。「これは小説です」とあとがきにあったけれど、私は自分史を少し入れたエッセイのような感じかなぁと思った。
彼女は私と同年代で、本には、小学二年生の頃、いつも遊ぶ公園で転び泥だらけになった時、水道まで連れて行ってくれたのはいつも見かけていたおじさんで、なんかヘンだなぁと思い逃げようかなと思った時「ベロ出して」と言われ出した……。(子どもって素直だから……!)煙草臭かったっと書いてあった。そのことは母親にも(誰にも)言えなかったと。

ヘンな男を撲滅するにはどうしたらいいのかしら?

(ちょっと違うかもしれないけれど思い出したので、続きはあさって書きます。)

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画像です。

2005-04-01 03:03:50 | Weblog
下の短歌、画像を付けたつもりなのに入ってなかった。
トラックバックも相手がgooのブログだとできてないし。
私のパソコンが古すぎるせいなのだろうか?
コメント (2)
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