2月22日の「たけしの家庭の医学」で心筋梗塞について放送していました。
心筋梗塞とは、血圧の上昇などで冠動脈のプラークに亀裂が発生し、それを修復しようと集まってきた血小板によって血管がつまり、心臓の筋肉が壊死してしまう病で、3分の1以上が死にいたると言われています。
心筋梗塞の患者を調べると、気温差の生じる暖かい日から急に寒くなる時期に発病しやすくなるようです。寒冷前線が通過した時期が特に危険のようです。
3月にかけて激しくなる日々の気温差で、血圧の上昇を抑え、心筋梗塞を未然に防ぐには
どうすればよいのかといえば、「保温性のある衣服を身にまとい、体温を奪われないようにするのが一番効果的」だそうです。
衣服には、保温力を示す指標として「クロー値」があり、衣服の保温性を示す単位のことで、
日々変化する気温に比例して、人間の保温に必要なクロー値がデータ化されています。
例えば、東京の2月下旬の平均気温は6.5度ですが、1.65クローの保温が必要になり、
クロー値を測定できるサーマルマネキンというロボットに衣服を着せ、1.65クローの服装を
シミュレーションすると次のようになります。
●真冬時の一般的な服装のクロー値(例)
(下着3点セット)ショーツ・ブラジャー・キャミソール…合計0.07クロー
+シャツ・チノパン・セーター・靴下・ブーツ・コート…合計1.54クロー
+手袋・マフラー…合計1.63クロー
+ニット帽…合計1.65クロー
ちょっと暖かくなっても油断せず、暖かい保温性のある衣服を着ることを心がけましょう。
ちゃんと 厚着をします
でも心筋梗塞は怖いので
あったかあったかに心がけます