明日から仕事始め、その前に去年のことをベスト10、ワースト10形式で振
り返ってみよう。
若い時分には世の中を斜に構えて見るところがある、などと評されていて賢い
などと自分勝手に思っていたが、正月早々、こういうことを取り上げるようでは
わたしもかなり天の邪鬼である。もっとも、このことはわたしの知己の間では言
わずとも知れたことのようだが。
平成18年でうれしかったこと;
1.約250倍の倍率で今の会社に関係できたこと。
2.わが家の一本の柿の木が史上2度目の豊作であったこと(105個収穫)。
3.四つの資格試験を受けて三つの合格の見込み(?)ができたこと。
4.連れ合いの気持ちをわたしなりにつかめるようになったこと。
5.下の息子が自分の意思で行動するようになったこと。
6.地元、370世帯余りの施設管理組合の理事長として、数年前より繰り越して
きた地上デジタルテレビ放送の地域CATV会社への導入、移管など難問ぞろい
の四つの案件を今期総会に提案し決議に至り将来への方向付けをおこなえた
こと。また、とりまとめたこと。
7.出張で飛行機・新幹線にいっぱい乗れたこと。平均すると毎月2,3回にな
る。
8.起業し独立時代のように、休みの時、毎朝、目覚めた時に思い悩まなくなっ
たこと。
9.山本七平の‘裕仁天皇の昭和史’を読んだこと。これは晩年の作品であり、
偶然にも昭和天皇のご逝去の日時に符合させたようなエッセイ。氏の終生を
かけた鬼気迫る論考に打たれた。
10.千葉市美術館所蔵の‘安藤広重展’を見ることができた。わたしは浮世絵
が好きである。
悲しかったこと;
1.借財を背負ってしまったこと。
2.まだまだ、息子の気持ちを推し量れていないこと。
3.愛猫の急死。
4.支援者T氏の死。
5.再度、会社員になって世過ぎ身過ぎの習性などにサラリーマン根性のあさま
しさを目の当たりにしてしまったこと。
6.再度、会社員になって厳しさは当然であるが、会社という組織にあらためて
味気なさと寂しさを感じたこと。
7.仕事先の会社では、グループウェアの採用などIT化が進んでいてなかなか追
いついていけないこと。
8.仕事をしていく環境の中で、自分は年寄りなのだと無意識に感じること。
9.(不明)
10.(不明)
そこで、今年の目標は;
1.借財の完全返済。
2.連れ合いを飛行機に乗せて北海道に観光旅行をすること。
3.建築CAD→ランドスケープCAD(3Dまで?)を習得すること。
4.三つ(樹木医・技術士・Autodesk Master 2D Design)の資格試験を受けて
その内の二つぐらいは合格すること。
5.青森県(白神山地・津軽/下北半島・十和田湖)へ二泊三日で家族そろって旅
行をすること。
6.生涯の仕事の具現化。
7.ボランティアのひとつとして地元で野外自然観察活動をおこない、その運営
団体であるNPO法人を立ち上げること。
もうひとつついでに、果たせぬ夢は;
1.数年前に、新風舎主催のコンクール“エッセイ”部門で第三次選考までいっ
た〈極私的造園設計経歴書ー緑の仕事、原稿用紙約360枚〉の出版である。
以上である。