
ほかはどうかと、別のお寺に行ったところ、入口あたりに目通り1メートルばかりのイチョウの樹木が2本あるのだが、どうも雄木のようで着果は見られない。
以下はその時の周辺の光景です。ここは千葉県立中央博物館の出版物、里山のガイドブック “里やまの自然誌”のモデルとなった地域。いわゆる、典型的な農村景観として谷津田と言われるものだ。上は東の山の端からの日の出、下の写真は田中、お寺の前の茅葺き屋根のお休み処(唐笠構造の小屋組みか!)で左側に用水路がありそこに斜面地から途切れることなく湧水が注ぐ。ややイオウぽいっ臭いがするが飲むことも可能な軟水だ。
ここでは期せずして幻想的でシルエット風に写っている。


帰宅して7時半頃、マーガリンを塗った食パン二枚の朝食。TBSテレビを見て過ごすが、デジカメの調整、パソコンへの取りこみ後、家内と車で外出する。一人駅前で降り、「産業まつり」の会場に赴く。何年ぶりだろうか。地元落花生などの農産物の市やイベント、共進会、それにテナントが出る。わたしも珍果のフェイジョアを持参して顔見知りの店に並べてもらう。販売促進も大事だ。
わたしは、この場合そうするように会場ひと通りグルッと見て回り、最後に干しブドウのつかみどり¥200.、大判焼き一個 ¥100.のを四つ 、ゆず2個 ¥50.を買いもとめる。今年は野菜は概して品数がすくなく高いのが難点であるが、これはこの地元のお百姓さん特有の強気の値段設定だとみえる。
わたしは内心餅つきをするべえやあ、と思いそのコーナーに行ったが、もち米の蒸かすタイミングが時間的に合わず挑戦しなかった。(言い遅れましたが、餅つきはわたしの得意なスキルのひとつです。)
実は、今日は4年に一度の市長選の告示日で一週間後の日曜日が選挙の投票日だ。そんなことで街のえらい人々が出てこず、こころなしか人出も少ない。
そんな進行中のわが街の市長選挙については、他日、触れられたら触れる。
帰って11時半、すぐにビニールの手袋をはめて銀杏の皮をむく。水洗いしてから濡れ縁に並べた。そして12時半過ぎに、カレーうどんの昼食だ。
あとは夕方まで、ベッドでごろ寝の読書だ。なに、軽い読み物、すべて文藝春秋社のもので、萩原遼の「朝鮮戦争」、それに月刊誌と週刊誌ですが。







