うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

小川内の杉を見に行ってきた。

2024年09月20日 11時57分05秒 | 樹木医の日々片々
ここでは、未編集の『小川内の杉』の記事が見つかったのでここに大量ではあるが当時の画像をアップする。3年と8か月前の冬である。再訪したタイミングは、当時わたしは福岡県内の現場にいてここへは一人自家用車で向かったものだ。数年前の樹木医会千葉県支部の研修以来である。

 *** ***** *** *****  *** ***** *** *****

コロナ騒ぎでも山に行くのだからと独り合点して、1月24日の昼過ぎに小雨降る天候を押して、わたしはかねてから気になっていた 小川内の杉 を見に行ってきた。現地には午後二時台である。樹木医会の現地見学で訪れたのは平成28年の11月末以来だから3年ぶりになる。この年の4月に移植は完了した。
 いろいろな装置はいつ頃外せるのだろうか。
・H鋼を組み立てた樹木支持トラス構造体 
・活着促進のため養生としてのミスト噴霧装置 
 杉の移植工事として7億8千万円の費用をかけたとされる。ダム建設に伴って山祇町神社の3本立ちの杉が移動することになったもの。この場所は二級河川の那珂川の源流にあたるが、福岡市内にはこのほかに室見川、わがアパートの近くを流れる多々良川のみだ。8つのダムがある。
 二年前には一度ダムの水が放流されたと、路傍の花壇の草取りをしていた地元のおばさんに聞いた。
 わたしにとってやはり興味深いのは杉の移植という技術的側面である。
 林業としての杉は室町、江戸時代に盛んに品種改良されているが、ここで植えられた杉の品種は メアサ とされる。
 *** *** *** ***  *** *** *** *** *** ***



 
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 更新②令和6年・植物(樹木・... | トップ | 今咲いている ギボウシ を... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

樹木医の日々片々」カテゴリの最新記事