風とみどりに! 

風の訪れる庭、みどりに戯れる日々の記録

狂言の世界

2017-09-29 | 楽しい時間
野村万作、萬斎の狂言を楽しみました。

演目は、「佐渡狐」「六地蔵」 
佐渡の百姓を人間国宝野村万作さん、
奏者を野村萬斎さん楽しいひと時でした。

万作さんは86歳の今も現役舞台に立ち続けるお元気、素晴らしいです。

萬斎さんはTVや映画でもおなじみですが、
舞台で生の声を聞き、その迫力に引き込まれます。
古典芸能を笑いで気楽に楽しめる狂言、
ちょっとはまってしまいそうです。

狂言と聞くと懐かしく思い出すことがあります。
高校生の文化祭のことです。
先輩に狂言の家元の息子さんがいて、
友人と二人で披露してくれたのです。
題目は忘れましたが、初めての狂言の世界に引き込まれました。
そして、それまでは目立たなかった先輩が、
キラキラ輝いて眩しい存在になったことを。


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高野山、奥の院へ

2017-09-28 | おでかけ(懐かしい仲間たちと)
高野山奥の院、玉川にかかる御廟橋、
この奥には空海が今も瞑想しているとされる御廟があります。

空海は62歳の時、座禅を組み永遠の悟りの世界に入られ、
今も高野山奥の院で生きていると信じられています。
無数の灯明がゆらめく燈篭堂、
その地下には入定する空海のいちばん近くまで行ける法場があります。
御廟橋から奥は聖域、撮影禁止です。


今回は、中ノ橋から奥の院に向かいました。

杉木立の中に、無数の墓石、供養塔が並ぶ光景、

苔むした供養塔は亡きひとへの想い、
大きな石塔は権力財力の現れ、海を、紀ノ川をさかのぼり、
人の力でこの山上まで運ばれたのだと思うと・・・。
先人の偉大な力に頭が下がります。

一方、庶民たちは小さな石塔を自分で抱かえ高野山に。 
そんな小さな石塔が奥の院周辺に無数に埋まっているという。
掘り出された石塔は無縁仏として供養されています。

ピラミッド状の無縁塚、外国からの参詣者の姿も。

奥の院へはガイドのかたの案内で参詣、
辛口だけどユーモアのある案内でしたが、
あまり時間がなく、急ぎ足になってしまい残念でした。


職場のOB、「旧友会のバス旅行」、今年は302名の参加となりました。
細長い三重県、桑名から伊賀、熊野まで各地からのバス9台です。

バスが止まり、懐かしい仲間の姿を見つける度に、
歓声が上がり、大喜びの光景が繰り返されます。
ガイドさんに「久しぶりの旅行ですか?」と訊ねられ、
「いいえ、毎年恒例です。他の企画もあるから、今年3回目のバス旅行です」

元気な仲間たち、笑顔で逢えることに感謝です。
次は「退職者の会 春の旅」、何処に行こうか?
企画会議のための情報収集、もう始まっていますよ。

皆さん次回も参加してくださいね。

高野山 金剛峰寺はこちらから
2016年慈尊院はこちらから
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高野山へ懐かしい仲間たちと

2017-09-27 | おでかけ(懐かしい仲間たちと)
9月27日、旧友会のバスの旅は、高野山真言宗 総本山金剛峯寺です。
高野山の総門、結界のシンボル「大門」、左右には金剛力士像が安置されています。


高野山全体の宗務が行われる金剛峯寺、
木々がほんのり秋色になってきました。


正門は、金剛峯寺の建物の中で一番古く、文禄2年(1593年)に再建。


金剛峯寺の表玄関にあたるところで大玄関と小玄関、

金剛峯寺の屋根は檜皮葺(ひわだぶき)、その屋根の上に、「天水桶」。
雨水を溜めておき、火災が発生したときに、少しでも類焼を食い止める役割。

先日のNHK番組「ブラタモリ」でも
落雷による火災に悩まされる高野山が紹介されていました。
屋根に工夫をする先人の知恵です。

狩野派の襖絵など見どころが多数ありますが撮影禁止。


国内最大級の石庭「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」

蟠龍とは、天に昇らずに地上でとぐろを巻き、潜んでいる龍のこと。

新別殿では参拝者の休憩所としてお茶の接待をいただきました。

台所、江戸期以降、大勢の僧侶の食事を賄ってきた場所です。

柱や梁も煤で真っ黒になっています。

天井の窓から射す光が美しい。

一つの釜で約七斗(98キログラム)のご飯を炊くことができる大釜が三基。

三つで一度に二石(約2,000人分)のご飯が炊けるものです。
二石釜には台所の神様である三宝荒神がおまつりされています。

田舎の昔の台所には竈や天窓があって、
小さな荒神さんが祀られていたことを思い出す懐かしい光景です。

高野山奥の院はこちらから

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第58回松阪市美術展覧会、中瀬友之さんの作品

2017-09-26 | 作品展
第58回松阪市美術展覧会、
中瀬友之さんの作品、「みんな集まれ」です。


ご近所のワンちゃん、

ネコのブルーの瞳、柔らかな毛並み、




動物たちに囲まれた自画像、
彼の周りに集まる動物たちの、そして
彼のやさしいまなざしが素適な作品です。


市展第1部 絵画、彫刻、工芸展は
松阪市文化財センターギャラリーで開催されています。
会期 2017年9月23日~10月1日まで

昨年は迫力のあるライオンの作品でした、
第57回 市展の作品はこちらから

中瀬さんのお仲間たちの作品展「イーゼルの会」開催案内
 会期 2017年10月6日~15日まで
 会場 ギャラリーボナール(度会郡玉城町宮古)

イーゼルの会作品展はこちらから

彼岸を過ぎたのに、公園の噴水に近づきたくなるほどの暑い日、

水煙の中に小さな虹が見えました。
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母の誕生日、98歳おめでとう

2017-09-25 | 母のこと
今日は母の誕生日、98歳になりました。

弟妹と一緒に近くのお店で食事会、
食欲もあるし元気な母です。

Mちゃん、Nちゃん(母のひ孫)からお便りが届いていました。

Mちゃんからはバースディケーキやお花がいっぱい、
カタツムリの絵はNちゃんです。

足が弱り歩くのが大変になってきた母、それでも、
小高い山の墓に自分の足でお参りができました。
カタツムリの歩みでも、自分で歩ける、耳も眼も大丈夫、
ひ孫も4人に増えて・・・。
白寿、そして100歳目指して頑張りましょう。

秋というのに汗ばむような一日でしたが、
川辺の木々もまもなく紅葉がはじまります。

変わらない故郷の風景、

宮川の美しい流れは心を癒してくれます。

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