花火の季節、友人たちから花火の映像が届きます。
一瞬の輝き、はかなく消えていくけれど心に残る美しさです。
花火を見ると、いろんな思い出が蘇ります。
初めて見た大きい花火は「伊勢神宮奉納花火」
まだ自家用の普及していない昭和30年代、実家は運送業だったので、
近所の子供たちと一緒にトラックの荷台に乗って花火見物。
「警察がいたらシートに潜って隠れるんだよ」と父、
トラックのシート、埃の匂いと堤防から見た花火は今も懐かしい思い出。
先日、100万人を集めた隅田川の花火、
この花火を見たのは、学園で研修生活をしていた頃のこと。
週末のこの日は研修仲間と日光へお出かけをしていました。
帰り道、浅草に近づくと電車から花火が見え始めました。
浅草で花火会場へ近づきたいと人込みをかき分け右往左往。
人が多く川には近づけず、見える花火はビルに遮られ欠けたものばかり。
東京の花火はつまんないね、田舎なら見る場所いっぱいあるのにと。
多摩川の花火も学園で見たことがあったと懐かしくなります。
三重でお勧めの熊野の花火、
孫たちと楽しんだ地元の祭りの小さな花火、
庭先で遊んだ花火、
夏の日の思い出は数えきれないほどたくさん、
暗い空にはかなく消えていく花火、
でも思い出はいつまでも艶やか。