今年のユスラウメは大豊作、
鳥が訪れるので、紅く輝いていた実が少なくなったと思ったら、
葉の裏側に隠れたユスラウメがまだ被害に遭わずたくさん残っている。
「ジャムを作ろう」と実を採り始めたら、
近くの木からヒヨドリがキィーキィー甲高く鳴いて怒っているみたい。
完熟の実は甘く美味しい!
きれいに洗って、軸と種取りです。
軸と種をストローで押し出すようにして取ります。
面倒だけど、潰れても良いのでひたすら・・・
お鍋に入れ、火にかけると水分がたくさん出てきます。
砂糖は20%位、
アクをすくいながら煮詰めていきます。
きれいな色、アクを取りながら少し煮詰めます。
レモンの絞り汁を加え、トロミが出たら火を止めます。
柔らかいソースに近いジャム、きれいな色のあまずっぱいジャム。
ビンに詰めて出来上がり。
ユスラウメの枝は花瓶に挿しても素敵です。
パトロールに回ってくれるお巡りさんはお花が好き。
交番の机に花を飾って楽しんでいるそうです。
「ナデシコが1週間しか持たないけど、長持ちさせる方法無いかな?」
「切り花を1週間持たせたら立派ですよ」とわたし。
びっしり実のついたユスラウメの枝を2本切って差し上げると、
「僕の花瓶1輪挿しで、この1本でも倒れてしまいそう」
「すこしだけ飾って、残りは食べちゃえばいいでしょ」とわたし。
「あっ、美味しいんだ!」ユスラウメを知らない若いお巡りさん。
ユスラウメは、私たちの幼い頃のおやつだったんですよ。
「お花はたくさんありますからいつでも寄ってくださいね」
パトカーの頼もしい花ともさんです。