まろちゃん 行方不明事件

昨日の朝、にゃあ達にご飯をやる時、
まろが出てきていませんでした。
まぁいつものことだとあまり気にしなかったけど、
母が「夕ご飯をやりに行った時も、まろが出てこなかった」と言うのです。
「網戸の端の隙間が少し空いていて、
そこから外に出て行ったのかもしれない」…と。

薄暗くなって帰宅したわたしは、
ずっと納屋の中で「まろ～まろちゃ～ん」と
呼び続けましたが、し～～～んとしています。
ほかの子は何もなかったかのように、
3匹でねこ団子（もう出現しました、ねこ団子）。

外に出てしまったのかと、
懐中電灯を持って外もあちこち呼び回りました。
外の生活に慣れていないにゃあ達は、
例え扉の隙間から外に出ても、
１時間くらいしたら、自分から帰ってくるので、
まろが外に出たまま帰ってこないというのはちょっと変です。

納屋の中にはあちこちものが置いてあったり、
空の段ボール箱が置いてあったりするので、
どこかにまろが入り込んで寝ることはよくあることです。
目の届く範囲は、高いところも椅子を持って行って上がって、
いるかいないか探しました。
かなり探した後、もしかしてどこかへ入り込んで死んじゃってるのか？などと、
良くないことも考えていました。
元気だったから、死んでしまうことはないと思うけど、
なにせこのにゃあ達も高齢ですら、何が起きるかわかりません。
ちょっと諦め気分で、捜索を打ち切りました。

今朝起きて、６時過ぎにすぐ納屋に行ってみました。
「まろちゃ～ん」と呼んでみたけど、やっぱり返事がない。
今度は餌を持ってきて、お皿に入れました。
お皿に入れる時に、ドライフードのカシャカシャという音がします。
その音がした途端、奥の方で、ガサゴソっと音がしました。
あ、まろ、生きてた！！
見に行ったら、納屋のいちばん奥の古い とうみ（？） の上にある、
斜めになったワープロの空箱からまろが顔を出していました。
このワープロの箱、まろはすごく好きで、
よく入り込んで寝ていました。
昨日の夜探した時も、いるとしたら
ワープロの箱だろうなと思っていましたが、
かなり箱が斜めになっていて、居心地悪そうだし、
奥すぎて、そこへ寄りつけず、
いるかいないか確認できなかったのです。

よかった～。まろちゃん元気そう。
なんだか、あれれ、いま何時？みたいな顔で出てきました。
「まろちゃん、夕方じゃなくて、朝よ。」と教えてあげました（笑）。

猫って、自分の都合で知らん顔～ってことすごく多いですよね。
まぁそれも猫の魅力なんですが。
これが犬なら、例え眠くても、誰かが近づいて来たら、
ちゃんと起きてしっぽを振ります。
猫にはそれがありません。
まろも昨日、聞こえていたけど、きっと眠い方が勝ってしまって、
誰が呼ぼうと、知らん顔だったのでしょう。

家族中で心配しましたが、まろが無事でよかったです。

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