18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

物欲を刺激する

2008-04-15 00:41:42 | パソコン・インターネット
 ウィルコムからモバイル端末PHS、WILLCOM D4が発表された。PHSデータ通信、無線LAN、有線LANどれにも対応したWindows Vistaのモバイル端末。OfficeにPowerpointもついているからビジネスを意識したものになっている。

 近未来を感じさせるビジネス端末。もはや携帯電話、PHSといったカテゴリーではないモノとなっている。


 以前にも書いたことがあるが、なにしろ物欲、しかもこの手のモバイル系にはすこぶる弱い。


 ここしばらく画期的な端末が登場してこなかったから何とか耐えてこられたが、ついこの間のMacAirだの、今回のD4はなかなかのもの。この手のモバイル端末にはおおよそモバイルOSの代表格のWindows MobileだとかSymbianOSだとかと相場は決まっているのだが、まさかのVista搭載。やられたな。

 しかしVista搭載となると起動ってどうなるんだろう?普通に電源オフからだったらやっぱり起動に時間がかかるよなぁ・・・休止状態だとしたら、メモリーが1GBだから復帰に時間かかるかも~などと想像してしまう。


 以前、WindowsCEが登場したときに、電源オンで即利用できることに飛びついたが、そういうパソコンはそれ以来登場してくれていない。ここまでいろんな技術がとんでもなく向上したのだから再度登場願いたいと思っているのは自分だけではないはずだ。


 画面は超横長で縦320×横1280みたいなのでいいので、キーボードはフルサイズの約6~7割程度の幅で、ハードディスク非搭載、AirMacのようにSSDで贅沢は言わないけども40GBぐらいは欲しい。USBや無線LAN、有線LANなどは標準。SDカードだとかがつけば満点。文庫本の厚さ、せいぜい500グラムぐらいの重さ。バッテリーは無線LANを使っても3時間は持って欲しいな。今、目の前にTOSHIBAのLibretto L1があるが、この幅でいいから、厚みが半分、奥行き6割重さ半分になればいい。これぐらいの要望なら今の技術で十分実現できるはず。

 しかし何よりもポイントは電源オンで即利用開始! 本当にWindowsCEが懐かしくなることが多い。

 パソコンの最後の課題がこの起動時間。何とかなればいいと思っている人も多いはず。
これが解決できるまで、物欲には蓋をしておこう。




 




 とはいいながら、今のメインマシンであるLet's NoteはデュアルブートでTronOS(超漢字)が入ってるので、電源オンから15秒で立ち上がるし、電源オフは4秒でシャットダウン完了ということが出来ている。しかし人間の欲望は果てしない。それでも我慢できません(^^ゞ






ドコモひとり負けのほんとうの理由

2008-04-12 20:11:22 | ニュース
 携帯電話の契約数で、ドコモが10年ぶりぐらいの50%割れというニュース。この事について、アナリストなどの発言は、まあとてもありきたり。元々50%以上あったことが異常だとさえいう。

 アナリストなどは仕事としてのきちんとしたコメントを出す必要があるわけで、何の根拠もなく発言できない。だから十分な分析が出来ていない場合は、今回のような当たり障りのないコメントになる。

 しかし、ユーザーはもっとシビアだ。



 そもそも、ドコモはどんなサービスにしても他のキャリアよりも開始するのが遅い。たとえば家族間無料はソフトバンクが去年から始めたサービスだが、ドコモは1年以上経ってからスタートする。

 これを費用換算したらどうなるか?家族との会話の通話料が一ヶ月1000円として1年間で12000円。機種変更できる費用差が生まれる。現実にはこれ以上の差がついている。大体月平均2000円ぐらいは費用差は出来ているから、24000円の節約になっている。学生ならもっと安くなるはずだから、それこそお小遣いの使い道が携帯代でほとんど無くなってしまっている場合、こんなお得な話はない。

 
 これまでは、新しいサービスや新しい割引は常にauの方がリードしていた。端末はおしゃれだし、機能も豊富。


 さらに言えば、都心部ではドコモの電波は入らないがauなら入るところがたくさんあった。ちょっと路地を入った店の奥や、新橋のガード下の居酒屋などでは確実に差がついていた。


 地方でのシェアが相変わらず高いドコモだが、これも最近では特に差がない。ただ地方の人は、携帯キャリアナンバーワンはドコモと信じているからMNPでも他社に移行しないだけの話。実はサービスも料金ももっともユーザーよりでないのはドコモなのだ。


 こんなユーザー満足度で、何を目指して、ドコモ2.0というキャンペーンを打っているのかよく分らない。ドコモユーザーだけが満足度の調査対象なのではないだろうか?と思ってしまう。流れ出るユーザーの理由をくみ取って、改善に取り組んで来たとは到底思えない。ドコモ2.0は、殿様商売の継続宣言なのだろうかと疑ってしまう。実際なにが言いたいのか全く分らないが。



 この電話の業界も後数年もすればまた新しい時代にシフトするだろう。携帯電話のIP化である。こうなったときに果たして、この3キャリアが生きているのかどうかは全く分らない。


 日本でインターネットが普及し始めた頃。パソコン通信で常識だったダイヤルアップ(2400bps、もっと古くは音響カプラーで400ボーとか)が、ISDNによる高速接続(といっても64kbps)ADSLによる常時接続(1Mbps、8Mbps)となり、光ファイバで100Mbpsの時代になってきた。

 その時もYahoo!BBによるADSL価格破壊があったおかげで通信料が劇的に安くなった。ユーザーの満足度を勝ち取ったところにはやはりNTTないしはドコモの姿はない。NTTドコモは巨大な企業だが、このシェア50%を切った背景には、巨大さゆえの鈍感さと傲慢さがあると思えてならない。新宿にそびえるNTTドコモの名前が付いた高層ビルがその象徴に見える。



党首討論でわかったこと

2008-04-10 07:42:04 | ニュース
 福田首相も負けてない。またひとつ民主党が政権がとれないだろうなということが鮮明になったのではないか?

 過半数を獲得した参議院での動きがあまりにも“野党的”なうえ、福田首相からも“誰と会話すればいいか分らない”と指摘され、さらに“対応が遅い”とまで言われている。

 ねじれているんだから、さっさと片づけないとダメじゃないの?というのが言いたいこと。


 全くその通りで、そういう大局観をもっていないと到底政権は任せられない。外からも内からも自分たちのありようが分っていないと、日本という国がわかっていないととんでもない政治をやられてしまうかも知れない。

 もちろん今の自民党がそういうことを分ってきちんとやっているのかといえば、必ずしもすべてに置いてYESとは言えない。しかし、ここ50年をみてみれば、海外からの日本に対する経済以外の評価はそれなりに国際化していると見て良いだろう。

 
 過半数をとっている参議院で“与党らしい”動きができないのに、どうして衆議院で過半数をとって“与党として”できるのだ?せいぜい官僚達に上手く丸め込まれてしまうのがオチだ。


 大連立。大いに結構。これまで民主党が指摘してきたさまざまな無駄遣いは連立後に、新しい“会計監査院”により徹底的に追求、削減してもらえばいいのではないか?つまり政権内に“監視役”を置くのである。同じ党ではない厳しい目でしっかりと権限をもって行えばいい。それだけでも予算の無駄がなくなる。さらにその無駄遣いを認めた財務省、無駄遣いをした各省庁からどんどん予算を削り、それこそ福祉や年金基金に回して行く。

 本当の意味での金庫番をやればいい。これからが民主党の正念場。

民主党こそ官僚的

2008-04-09 07:04:41 | ニュース
 相変わらず、日銀総裁が決まらない。今回も「反対」を表明した民主党。その理由は「天下りに反対する民主党としては元官僚の就任は認められない」というもの。

 これは「能力、適性、経験」でたとえ適任だと世間が言おうが、その人の過去の経歴からダメだということ。


 こういう図式こそ、硬直化や官僚化を生むのではないか?制度や理念にとらわれ、本当に必要な人材を、必要とされるポジションに就かせないというものそのものではないか?



 

 





いまさらだけども政治不信

2008-04-03 08:27:16 | ニュース
 読売新聞のニュースで、福田内閣の支持率が30%を切って28%、一方で民主党への支持率はなんとそれを下回る22.6%だそうです。

 ま、いまさらではあるが、結局国民はしっかり自分たちの“不在感”を感じ取っているのだ。こんな敏感な反応をすることが分っているのだから、民主党も、妥当福田だとか、政権交代だとかを目標とするのではなく、まっとうな政治を全面に押し出せばチャンスだと思うのだが、相変わらずこの政党は全体感というか大局観が無いので、隙あらば福田失脚を狙っている動きばかりが目立っている。

 ここまで支持率が落ちたなら、どんな手を下さなくてもほとんど死に体と言っていい状態。もっと国民にアピールする政策や協議にアグレッシブさを出せばいい。「おっ、民主党もなかなかやるじゃないか。」というのを、出す最大のチャンスだと思う。

 これ以上、国会や委員会などで本来協議されるべき議論を、政争の具に用いても誰も支持しない。最初に述べたとおりもう“民主党!いい加減にしろ!”という支持率になっている。

 

 
 やっぱ、政権とれないな。これじゃ。きっと政党自体がそういうことは得意でも、具体的論議には今ひとつ自信がないんじゃないかと思ってしまう。マニフェストに書いたような絵空事は言えても、本来のアクティビティを見たときには残念ながらマニフェストを実現できるリーダーシップもカリスマ性も持ち合わせていない。そんな政党に政権を預けるような愚かな選択は国民はしないぞ。



 民主党の議員がこのブログを読んでいるとは到底思えないが、なんだったらアドバイザーやってもいい。小学生の集まりに見えるよと。永田町政治しかしらない集団にしか見えてないよと。