月に一度の「さっぽろ自然散歩」、春夏の最終回です。思ったより良い天気の北大植物園を散策しました。
まずは、植物園の中にある湧き水のお話。古い地図から昔、湧き水(メム)があって、すべてのメムに名前がついていたそうです。 メムの名前がかわいい♪
オオスズメウリ
北大植物園周辺でよく見られる外来種のオオスズメウリや、マルバフジバカマが目立ちました。
ヤマボウシ
木の実の季節♪赤い実や、青い実、白い実など、たくさんの木の実が見られました。
地面を歩く、メノコツチハンミョウも見つけましたよ。青くてきれいですが、体液に触れると炎症をおこすので触らないほうが良いです。
キノコも! 見事なフェアリーリング(菌輪)が出来ていました。
大きなブナの木♪
ブナの実。 落ちていたのは未熟でしたが、木の上にたくさん実がなっていました。
ヒッコリーの実もいっぱい♪
ヒッコリーの木の上にはエゾリスが! ヒッコリーか?隣のオニグルミの実を一生懸命、割ろうとしていました。
オオバアサガラ
ハンカチノキも、実がたくさんです♪
途中から、消防車とヘリコプターが随分賑やかで、焦げ臭い匂いもしていました。狸小路で火事があったそうですよ。
ともあれ、自然散歩は、植物園の秋の実りをじっくり観察できました。
2020年9月15日 北大植物園で見られたもの
【木本】
イチイ、イチョウ、クリ、オニグルミ、ツリバナ、ハルニレ、ニガキ、ヤマボウシ、ライラック、ハシドイ、セッコウボク、サンシュユ、アクシバ、サワフタギ、ヒッコリー、ムラサキセイヨウブナ、イヌブナ、ブナ、オオバアサガラ、ハクウンボク、トチノキ、ヒメトチ、ハンカチノキ、ワタゲカマツカ
【草本】
オオスズメウリ、マルバフジバカマ、ミツバ、ウマノミツバ、ケチヂミザサ、アキタブキ、ミズバショウ、オクトリカブト、エゾトリカブト、ルイヨウボタン、キツリフネ、シラネアオイ、ユキザサ、ヨウシュヤマゴボウ
【昆虫、哺乳類その他】
メノコツチハンミョウ、エゾリス、アカゲラ、スズメ
次回のさっぽろ自然散歩は、10月20日(火)から秋冬シリーズを実施します。詳細は決まり次第、ホームページ等でお知らせします。今年度の自然散歩は、申込みが必要です。
Satomi Shimada