市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

市職員との対話

2012-08-07 | 日々のあれこれ
毎日暑い日が続きますね~

でも、私は夏が大好き。夏はやっぱり暑い暑いと言いながら汗を流すのが最高!と思うのです。
当然、昔から冷房が大嫌いでした。
昨今は電車に乗っても建物に入ってもゾクっと寒くなることが本当に少なくなって、喜ばしい限りです。




さて、こんな暑い最中ではありますが、このところ来年度予算要望書のための聞き取りに追われています。

市民ネットワークでは、毎年9月、行政に対する予算要望書とうものを提出しています。
要するに、行政に「こんなことを実現してほしいので、ちゃんと予算に反映してくださいね」と要望するのです。
そのためには、昨年要望したことが今年度どのくらい達成されているかを行政から聞き取って検証する必要があります。

要望と言っても、
それこそ子育て支援から行政改革まで多種多様。昨年度の要望の項目数は190項目近くにも及んだので、一つ一つ検証するのも骨が折れる作業です。
昨年は岡村さんと二人で聞き取りをしたのですが、今年はネットの仲間に広く呼び掛けて、関心のあるメンバーと一緒に聞き取り作業をしています。

昨日までに、環境部・子育て支援部・教育総務部・学校教育部への聞き取りを終えました。
今日は、企画部・市民生活部・総務部と、一日かけて一気に三つ、担当部局の職員にお付き合い願いました。
おかげで、脳ミソが飽和状態です(笑)

それにしても、190項目は多すぎると思います。正直、要望している私たちもどんな要望をしたのか忘れちゃうくらいなのですから(^_^;)。
いくらなんでもそれでは意味がないので、今年は、本当にこれだけは実現してほしい、という項目だけに絞った要望書にしたいと考えています。


今日の聞き取りで印象に残った話を一つ。

交通政策課の方のお話で、バリアフリーについて。

現在市では、内房線三駅周辺をバリアフリー重点地区に指定して、障がい当事者の市民グループも交えた点検作業を行っています。
ハード面の整備、例えばスロープをつくる、エレベーターを設置するなどは、資金面などのためすぐに実現するのも容易ではありません。
でも、心のバリアフリーなら、努力すればすぐに取り入れることができる。
例えば、受付の対応次第で、困ってらっしゃる方にいち早く気付いて手を差し伸べられる環境は、ハード面の整備よりもずっと有効で大切なことです。

・・・こんなお話を、障がい支援担当ではない職員の方から聞くのは、本当に嬉しいものですね。
私は、この方から後光が差して見えたほどです(笑)

なんでも、障がい者支援課から庁内全職員に向け、障がい者対応ガイドラインなんてものが示されているそうで、
こうした担当課の地道な努力が実を結んだ結果でもあるようなんですね。



こんなこぼれ話を聞けたりするのが、聞き取りの面白いところです(^^)。

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