市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

県常任委員会を傍聴して

2014-03-14 | 議会
現在開会中の3月定例議会。
先週で一般質問は終わり、今週は予算審査特別委員会が開かれています。
私は予算委員会の委員ではありませんが、用事がない時間はなるべく傍聴するようにしています。

予算委員会の委員は、議員33名の中から会派人数の按分で12名が選ばれます。市民ネットは私一人で正式には会派と認められないため、初めから委員になることはできません。
ともあれ、12名の議員(委員)によって、子育て関連から福祉、労働、消防、教育、衛生・・・とにかく市のありとあらゆる部門の予算について、一括して審議されるのが、市原市の予算審議の仕組みです。


ところで私は今日、県の常任委員会を傍聴してきました。
県議会では、県行政の内容ごとに8つの部門に議員が分かれた委員会が設置されています。それを「常任委員会」と言います。(市原市にも常任委員会はあります。市原市は4つです)
私が今日傍聴したのはそのうちの一つ、健康福祉常任委員会です。病院事業や福祉、衛生などに関する部局を扱います。

県の委員会を傍聴するたびに、いつも羨ましいな~と思う事が・・・。

まず、傍聴者用に渡された資料のこの量。

委員に渡されるものとほぼ同じ資料。とても充実しています。

そして、もう一つは予算案の審議
市原市のように、一部の議員によって一括審議されるのではなく、県は常任委員会に分割して審議されるんですね。
議員全員が手分けしてそれぞれの分野ごとにチェックするこのやり方の方が、断然いいですよね。
しかも県の予算資料は、項目ごとに前年度の当初予算や補正後の予算、また財源の内訳が記載されていて、とっても理解しやすいのです。


でも実は市原市議会でも、今までの予算や決算の審議の在り方を見直そうと検討を進めているところなんです。
長い間慣例で行われていた方式を変えていくのは、口で言うほど簡単ではありません。
でも、不安要素を挙げていればきりがない。方向さえ見極めれば、まずはエイヤっと進めてしまう事も必要だと思っています。


最後に余談ですが、今日の県の常任委員会でちょっと呆れたことが・・・
私たち一般傍聴者の隣には記者席も設けてあったのですが、多くの記者たちが居眠りをしていたようなのです。
ボイスレコーダーで録音しているから、あとで聞けばいいと思っているのでしょうか。
そのうちの一人はあろうことか大いびきをかいて爆睡。一般傍聴者に肩を揺さぶられて起こされる始末(>_<)。
記者席って、一般席よりも部屋全体が見渡せるいい位置に設けてあって、おまけに椅子には簡易机がついているんですよ。
もちろん、メモを取りながら真剣に聞いていた一般傍聴者たちからは、非難の嵐でした・・・

まあそんな訳で、色々な意味で発見があって勉強になるし、面白いものですよ。
そういえば、ある先輩議員が「議員の本当の実力が試されるのは、本会議よりも委員会」とおっしゃってました(~o~)。皆さんもぜひ一度、委員会の傍聴へ!

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