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市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

憧れのレスキュー隊訪問

2014-03-15 | 防災
最近すっかり温かくなりましたね。風の強い日も多いのですが、皆さん花粉症は大丈夫でしょうか?
私もご多分に漏れず花粉症持ちです。もう30年以上も前からですが、昔に比べて年ごとに症状が軽くなってきているようで、幸いにも今年はまだほとんど症状があらわれていません。
花粉症の根本的な治療に減感作療法がありますが、これまでのように花粉のエキスを注射するやり方ではなく、舌下に垂らすだけという自宅でも可能な治療法が今年保険適用になるそうですね。私の身体も長い年月をかけて自然に免疫ができているのかもしれません(^_^;)。

さて、先日の視察先は、私にとっての尊敬と憧れの的、消防署
市内にある6消防署のうち、五井消防署にお邪魔しました。

ここ五井消防署は、「高度救助隊」を擁する市内で唯一の消防署です。
消防官の中で、特に人命救助に当たるための訓練を受けているのが救助隊(レスキュー隊)ですが、さらに高度な技術や資機材を備え、大災害や大事故にも対応するのが高度救助隊です。

まず、署内にずらりと並ぶ防火服やホースを目の前に、既に興奮でカメラを持つ手が震える私・・・。


「こんな所も写すんですか?」と言われましたが、私にとっては重要なんです!!
仮眠室。

以前県の消防学校の寄宿部屋を覗かせていただいた時も思ったのですが、本当にきちんと整頓されていますね~

そしてこれが、今年度配備されたばかり・ピカピカの救助工作車です。


オーダーメイドで、救助に必要なありとあらゆる資機材がピッタリと見事に収まるようになっています。




車に乗せてもらっちゃいました!
興奮度MAXの私。


運転席はスイッチだらけ。


こちらは潜水服です。体が浮く素材なので、潜水する時は重りを装着します。


レスキュー隊の象徴・オレンジ色の救助服には単純に憧れますが、実際にお話を伺えば伺うほど、レスキューは相当に苛酷な任務です。火災現場で救助中に全身オイルまみれになるなど、自分もこれで終わりだと思ったことも一度や二度ではないそうです。現場に出る時間以外のほとんどは厳しい訓練を積む毎日。放課後の学校のプールを借りて水難救助の訓練をすることもあるのだとか。
もちろん、広域災害にも備えて、いつ呼び出されてもいいように休日でも心の準備は怠りません。阪神淡路や東日本の大震災の時も現地へ向かいました。
「簡易トイレに便が溜まりあふれ出て、便器の周りにも、通路にもあふれている。そんな場所で1週間以上過ごし、救助に当たるんです」という生々しいお話なども伺って、つくづく頭が下がる思いがしました。


改めて市の消防業務の実態を確認することができて、とても勉強になりました。五井消防署の皆さま、大変お世話になりました(^^)
日頃の訓練は、主に山田橋の市総合防災センターで行っているそうです。機会を見て、またそちらも訪ねてみようと思っています。

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