市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

視察2日目(東近江市)

2018-11-04 | 市民活動
近江鉄道八日市駅で下車。




のどかで美しい街です。

重厚感ある東近江市役所の庁舎に目を奪われました。


絵画のような紅葉にウットリ・・・


こちらでの調査テーマは、地域コミュニティーの活性化について。


東近江市は、旧八日市市と6町が合併してできたまちです。
全14地区に「まちづくり協議会」が設けられ「まちづくり総合交付金」という使途自由な予算が各地区に分配されています。
特に注目すべき点は「地域担当職員制度」を導入していること。
東近江市では公募で任命された地域担当職員が80名いて、それぞれ受け持ちの地域で、課題解決に向け、住民と共に考え地域と行政をつなぐ役割を担っています。
住民にとってありがたい制度であることはもちろんですが、説明してくださった職員のお話では、地域に入り住民と接して鍛えられることで、「サラリーマン職員」から「現場主義職員」への人材育成に一役買っているとのことでした。

実は、私も議会で何度かこの制度の導入を提案しているのですが、実現に至っていません。
今回の説明を聞いて、改めて同制度の利点や実現可能性を確認できて「ヨシっ」と心でガッツポーズ(*^^)v。

東近江市では、市民活動が「行事型から事業型へ」「イベントからサービスへ」と着実に変わり始めています。
市原市でもまちづくりサポート制度がスタートしたばかり。
市民との協働事業のお手本として、東近江市の取り組みは大いに参考になると思います。

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